24Oダイアリー

旅行の記録

2.20-21 ロシア黒海艦隊の踊りを鑑賞してみる@ビシュケク

昼前に出かけてF氏おすすめのマディナバザールにてギュウロラグマンを食す。

麺と具が別になっていて、その場で麺にかけてくれる。

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トマトハヤシのようなスープが絡んだもっちもちの手延べ麺、旨味たっぷりの羊と野菜、これは大当たり中の大当たりである。
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付け合わせのナンも美味しかった。冷めていてもうまい。

インドのナンとは全く違うが、タンドーリのような釜で焼く点は同じだ。
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これ全部で200ソム(320円)は素晴らしい。

 

ラグマン、ベシュバルマク、プロフ、シャシリークといった料理は中央アジア一帯で食べられるが、それぞれルーツが異なるためどこで食べるのがおいしいかは分かれるそうだ。

ラグマンはウイグル人、ベシュバルマクは遊牧民、プロフとシャシリークは定住民の食べ物らしい。(F氏談)

 

腹ごしらえが済んだのでビシュケク散策。

旧ソ連の名残なのか、像がたくさんある。
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昨日も訪れたマナス広場で国家を守る衛兵の交代式を見学。毎時0分ごろに行われるようだ。

 

足を高く上げ靴音を鳴らして行進してくる兵隊
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互いに敬礼して交代
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役目を終えた兵隊が帰っていく
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また散策開始。

アルマトイにもあったが、プレステカフェのようなものをよく見る。
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キルギス駅。アルマトイの方が立派だったかな、、
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ロゴがどう見てもアウトなハンバーガー屋さん
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前回ジョードプルで髪を切ってから3ヶ月経ってだいぶ鬱陶しくなってきたので、ちょっと贅沢をして南旅館の近くの美容室へ。

贅沢といってもメンズカットは300ソムだ。

 

まずはここで髪を洗ってもらう。立ちながらである。

頭をゴシゴシされるたびに体が少し揺れてしまう。体幹が弱い。
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1時間ほど丁寧に切ってワックスも付けて出来上がり。思ったよりいい感じ。
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今日もF氏と市場へ。

いろいろな種類の米が売っている。日本人の口に合うのはカザフ米だが、こちらではカザフ米が安いので嬉しい。

プロフに使うような長い米の方が高いようだ
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こちらはF氏イチオシのインスタント麺。キルギスは中国に近いことからインスタント麺のレベルが高いそうだ。ここから西に行くほどレベルが下がるらしい。
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シャシリーク味のポテトチップス。

少し癖のあるバーベキュー味だった。ちなみにまだシャシリークは食べていない。
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夜ご飯はF氏特製ボルシチと、豚とジャガイモのカレー粉炒め。旨し。

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翌日起きると雪が降っていた。

昨日の夜から降っていたらしく結構積もっている。
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ビシュケクの市内観光はだいたい終わっているので、朝はのんびり深夜特急を読むことにした。

旅先で読む深夜特急は良い。

 

南旅館の宿泊者は俺ともう1人(とF氏)しかいなかったが、もう1人新疆からやってきた。

新疆ウイグル自治区のことを色々と聞いたが、さすが中国といった感じだった。再教育施設とか問題になってるよね。

 

彼と昼前に出かけてプロフ(110ソム)を食べる。

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沖縄のジューシィを中央アジア風にしたような感じで美味しかった。

肉は羊である。

 

今日の外出の目的はロシアの黒海艦隊による舞踊公演である。

2/23はロシアの祖国防衛軍の日らしく、それに関連してロシアがキルギスでもイベントを行うそうだ。

会場は昨日通りかかって撮っていた劇場である。

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開演1時間前からたくさんの人が待っていた。

ロシアのイベントだけあって、客はロシア系の人の割合が非常に高い。体感で街中の3倍くらいの割合だ。(キルギスではモンゴロイドが多数派である)

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外は寒いので中に入れてほしいのか、ドアを叩いてみたり歌ってみたりしているおばちゃんが見られた。

歌の後には周りで少し拍手が起こっていた。

 

15時に開場し、中に入る。立派な劇場である。
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1階席は人でごった返していて、潔く諦めてバルコニー席に行くといとも簡単に座ることができた。

しかしバルコニー席もすぐに埋まり、立ち見が続出していた。


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初めは主賓挨拶など眠たい内容が続いたが、踊りはとても面白くあっという間に2時間の公演が終わった。

演目はコサックダンスやワルツっぽいダンス、アクロバットバラライカの演奏などだ。観客席もとても盛り上がっていた。

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ロシア系民族の一体感を高める意図がありそうなイベントだったが、この盛り上がりを観ると成功しているように見える。

 

夜はF氏が体調不良のため自分たちで用意した。

ペリメニ(54ソム)を買ってみたが、肉だと思っていた中身はジャガイモペーストのようなものだった。

どうりで安いわけだ。美味しいけど飽きる。
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