3.7-8 念願の青の都市@サマルカンド
3.7
午前中はブハラのアルク城へ
入場料取るわりにしょぼかったかなというのが正直なところ。旧市街を見降ろせるスポットがなかった(少なくとも俺は見つけられなかった)のが残念、、、
昼飯はバザールのチャイハナでプロフ
サマルカンド 行きのシェアタクシーが集まる場所に行くためにバスに乗る。バサ乗り場の交差点が良い雰囲気だった
サマルカンドへは約3時間半で60000スム(800円)。
夜ご飯はペリメニ(ロシア風水餃子)とチャイとナン。
書くことがそんなにない日だった。
3.8
念願のサマルカンドである。言わずと知れたシルクロードの大都市だ。
まずは宿の近くのアムールティムール廟から。
豪華な青の門に圧倒される
角度をずらすとサマルカンドブルーの屋根を持つ廟も見える。天気が良くないのが残念だ
サマルカンドではモスクや廟にいちいちお金がかかる。ただチケットは3日間有効らしいので、旅人どうしで融通したり気に入ったところを複数回訪れると良いと思う。
ブハラでもよく見た感じの外観だ。しかし中に入ると驚かされた。
金ピカである。極めて豪奢だが、嫌味がないというかギラギラしすぎていない落ち着いた雰囲気がある。
真ん中の黒い棺がティムールのものだ。
ティムールは死ぬ間際に「名前を刻んだ石だけを墓標とするように」と言ったのにこんな豪勢な墓が建てられたそうである。(地球の歩き方より)
ティムール朝の祖としてそれだけの権勢を誇り周りからも認められていたということであろう。
バスに乗ってサマルカンド駅へ。バスの運転手がタバコ吸うわナン食うわで自由だった。
2日後のテルメズ行の夜行列車のチケットを買った後、トラムに乗ってシヨブバザールを訪れた。
チャイハナでシュルバとナンを食す。大鍋で作るシュルバとプロフが食欲をそそる。
ここのシュルバはあっさりめで美味しかった。
バザールの向こうには大きなビビハニムモスクが見える。こういう聖と俗が同時に見える景色が好きだ
サマルカンドはナンが有名である。どのナンもピカピカに輝いていたが、売り子のおばちゃんが布で磨いていたからのようだ。
ビビハニムモスク
かつてイスラム世界で最大級の大きさを誇っていたモスク。
門のサイズが圧倒的だ
本殿も相当なサイズだった
ハズラティ・ヒズル・モスク
木製の素朴さを感じさせるモスクだが、細かい装飾はやはりこだわりが感じられ美しい。中は撮影禁止だった。
ウルグベク天文台とダニエル廟にも行ったが、自分的には正直そこまで大したものではなかったので省略。
シャーヒズィンダ廟群
ティムールゆかりの人々の霊廟群。
まず階段を登っていく
美しい青き霊廟群が見えてくる
ここらへんは視界に占める瑞々しい青タイルの密度が高い。アムールティムール廟やタージマハルもそうだがお墓のクオリティが高すぎる。
この門の装飾がお気に入り
霊廟の内部も豪華な青で飾られている
ここでは時折雨に降られるなど天気が思わしくなかったが、まだ2日あるので再チャレンジしようと思う。
レギスタン広場
巨大なメドレセたちの競演が素晴らしい。若者に話しかけられしばらく喋っていたら雨が降ってきた。中に入るのは明日にしよう。
話しかけてきた若者2人の話によると、中央アジアの中学や高校では英語の授業がないそうだ。そりゃ英語通じませんわ。
彼は獣医学部生で、獣医学部があるのはウズベキスタンではサマルカンドの大学だけらしい。来年からは韓国に修士留学してウズベキスタン政府から月3000ドルの奨学金を受け取り、そのうち幾らかは家族に仕送りするそうだ。平均月収5万円にも満たない(と彼は言っていた)国なので相当良い条件だろう。
夜ごはんはおやつに買ったナンの残り。サマルカンドナンはたしかにうまい。焼きたてのものは外がザクザク中はモチモチだ。そしてでかい。