24Oダイアリー

旅行の記録

3.13-14 タシケント再び

3.13

朝にタシケントユジニ駅に着き、バスでオイベックに向かう。

目を付けていたホステルは看板もなく団地の中にあるので見つけるのに苦労したが、無事にチェックイン。

 

地下鉄でチョルスーバザールに向かった。

相変わらず美しい地下鉄である

f:id:ny2401228:20190314214423j:image
f:id:ny2401228:20190314214441j:image

 

バザールをうろついたあと昼ごはんにラグマン 。18000ソムとなかなか強気価格だったが繁盛しており、実際美味しかった。f:id:ny2401228:20190314214435j:image

 

昼ごはんの後はタシケント博物館へ。

豊富な展示品があったが、中でもテルメズのファヤズテパから出土した仏像に最もテンションが上がった。
f:id:ny2401228:20190314214445j:image

1フロアは現在のウズベキスタンについての展示で、照明も雰囲気もとても明るく若干プロパガンダ的なものを感じた。アルマトイ博物館もこんなコーナーがあったことを思い出す。

 

ナヴォイ劇場

戦後に抑留されていた日本人500人以上が工事に携わった劇場で、地震の際もびくともしなかったそうだ。見た目も非常に立派で美しい。
f:id:ny2401228:20190314214450j:image

ほぼ毎日バレエかオペラの公演があるが本日は公演なし。
f:id:ny2401228:20190314214432j:image
f:id:ny2401228:20190314214419j:image

日本語のレリーフもある
f:id:ny2401228:20190314214510j:image

 

ティムール広場
f:id:ny2401228:20190314214454j:image

f:id:ny2401228:20190314214458j:image

 

アブドゥールハシムメドレセ

メドレセを改装して工房兼土産物屋が立ち並んでいる。

豪華な皿や
f:id:ny2401228:20190314214504j:image

美しいチェス盤など
f:id:ny2401228:20190314214427j:image

他にも1つの木から彫る本立てや陶器が売っていてなかなか面白かった。

 

宿の近くで全然ご飯屋が見つからず、やっと見つけたファストフード店で夜ご飯

f:id:ny2401228:20190316013447j:image

帰り道に日本料理を出す謎の店があった
f:id:ny2401228:20190316013440j:image
f:id:ny2401228:20190316013504j:image

 

3.14

9時半過ぎにトルクメニスタン大使館に向かう。宿から徒歩5分なのがありがたい。

本来は15日受取だったが、入国日を19日で申請してあること、16.17日は大使館が休みなことから「今日受け取れなくてもいいから15日には絶対用意してくれ」と交渉するためにも1日早く突撃することにした。

先日に「明日14日に受け取れたりしませんかね、、、?」とダメ元でメールしてみると、「まだ本国から返事来てないからたぶん出せない。金曜までに返事来なかったら金曜発行も無理」とのお言葉をいただいた。

申請時に大使館で会った人の話を聞く限りでもなかなか仕事が遅いのでとても不安だった。

 

自分の順番が来てパスポートを渡すと座って待ってろと言われる。緊張しながら1時間ほど待っていると、、、、

 

 

ビザゲット!!!!!!!!!!

f:id:ny2401228:20190316013510j:image

こみ上げてくる笑顔を抑えながら55ドルを払いパスポートを受け取った。5日で55ドルは完全にぼったくりだけどな。

 

スキップでもしたい気分でタシケント駅に向かい、ヒヴァ行きのチケットを買う。明日の金曜夜発の電車も土曜夜発の電車も満席と言われ青ざめた。

ダメ元で今夜のチケットを聞いてみるとあっさり取れた。前日や2日前でも金曜夜や土曜夜の電車は人気で取りにくいようだ。

 

もしビザ受取が予定通り明日になっていたら土曜日の朝3時5000円の飛行機に乗らなきゃいけなくなっていた。間一髪。

 

広場のフリマでソ連のピンバッジが大量に売っていた。ガガーリンのピンバッジがあったら欲しかったけど置いてなかった。
f:id:ny2401228:20190316013833j:image

 

ナヴォイ劇場で今日の公演のチケットを買う。1番安い2階バルコニー席は20000ソム(260円)と破格の安さだ。演目はヴェルディの椿姫。名前は知っていたが、調べてみると世界で最も演じられているオペラの一つらしい。
f:id:ny2401228:20190316013436j:image

 

公園まで時間があるのでチョルスーバザールのチャイハナ街で時間を潰す。f:id:ny2401228:20190316013431j:image

シャシリークとナンとチャイ
f:id:ny2401228:20190316013418j:image

 

タシケントには桜が咲いている。抑留されていた日本人と関係があるようだ。
f:id:ny2401228:20190316013451j:image

 

ナヴォイ劇場の中は外観に劣らず豪華だった。

f:id:ny2401228:20190316014551j:image
f:id:ny2401228:20190316014536j:image
f:id:ny2401228:20190316014546j:image

 

2階バルコニーの自分の席に座っていると、係員になぜか1階の2列目まで連れてこられた。

おそらく客が全然いないからだろう。客数は1階席の6-7割くらい、200-300人くらいといったところか。若者が多数派なのは少し驚いた。f:id:ny2401228:20190316014530j:image

 

あらすじをあらかじめ調べておいたので、イタリア語音声ロシア語字幕(上の掲示板に字幕が出る)でも充分楽しめた。生の歌声やオーケストラはやはり圧巻である。良い初オペラ鑑賞体験だった。

 

電車の時間が迫っていたので終演15分前くらいにこっそり劇場を抜け出した。

夜はライトアップされる
f:id:ny2401228:20190316014558j:image

 

全然タクシーがつかまらないし、つかまってもぼったくりクソ野郎ばかりなので焦っているとぼったくり額が少額なドライバーと遭遇(それでもぼったくりなのだが)。

15000ソムで劇場から駅まで送ってもらう。200円程度とはいえおそらく相場の倍以上だ。今更ながら腹が立ってきた。50000ソムとか20000ソムというありえない価格を提示してきた奴らより幾分かはマシなのだが、、、

 

ここから17時間の電車旅になるのでナンとお菓子を買い、ボッソラグマンを食べて備えた。
f:id:ny2401228:20190316014541j:image