24Oダイアリー

旅行の記録

4.12-13 エレバンと郊外を歩く@エチミアジン、エレバン、ゲガルト、ガルニ

4.12

ナゴルノ=カラバフ大使館でパスポートとビザを受け取ったあと、バスターミナルからエチミアジン方面へ。

まずはズヴァルトノツ遺跡。

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アララト山が後ろに見える。逆光……
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7世紀ごろに建てられた大聖堂跡だが、高さ40m以上もあった聖堂は10世紀ごろの地震で崩れてしまったらしい。
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しかしこれはこれで味があって良いf:id:ny2401228:20190413144613j:image

 

ズヴァルトノツから次のスポットまでは3kmほど歩く。国道沿いの店で昼ごはんにシャウルマ。
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フリプスィメ教会。外観を撮り忘れていた。

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扉の彫刻が美しい
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ショガカト教会。こちらはだいぶシンプルな見た目だ。
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そしてお目当てのエチミアジン。敷地内は大学のキャンパスのようになっていて、教会や神学校や宝物館やハチュカルが並んでいる。f:id:ny2401228:20190413144705j:image

大聖堂は絶賛工事中、、、
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宝物館はアルメニアキリスト教に関する様々な物が展示してあった。

聖人の歯や骨が入ったものも多い。
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十字架の下の木片はノアの箱舟の破片と言われている
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ロンギヌスの槍。キリストの生死を確かめるために脇腹を刺した聖槍だと言われている
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アルメニア教会の大司教の椅子

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聖ガヤネ教会。今日見た他の教会と比べてだいぶどっしりした印象を受ける

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ここも扉がお洒落
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エチミアジンからエレバンに戻り、アルメニア人虐殺博物館へ。1900年前後に行われたオスマン帝国によるアルメニア人の虐殺を扱う博物館だ。この事件に関しての認識をめぐりトルコとアルメニアは激しく対立しており、この2国間の国境は閉ざされている。

博物館内はアルメニア語、ロシア語、英語、フランス語で背景から目撃証言、虐殺後のことまで膨大な説明が書いてあった。

博物館の横にはモニュメントがある。
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虐殺博物館の近くのショッピングモールに入ってみた。中央アジアでもそうだったがショッピングモールは美人が多い気がする。
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今回もフードコートチェック。やはり寿司レストランはあるがあまり流行っていなさそうだ。高いもんな……

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夜ご飯はアルメニアサイゼリヤことTashir Pizzaへ。リゾット650ドラム(140円)、マルゲリータ1スライス290ドラム(60円)とだいぶ安い。リゾットはあまり美味しくなかったが……

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今日は噴水ショーを最初から最後まで観て1日の締めくくりとした。


4.13

今日はまずゲガルト修道院へ向かう。満員の狭いマルシュルートカでバス停に行き、バスを乗り替えゲガルト近くの村ゴグトへ。ゴグトから軽い登り坂を6km歩けば到着だ。途中の景色が綺麗だった。アララト山も少し見える。アララト山は目を引く出で立ちで、アララトと名のついた商品や店も多い。日本の富士山と同じような立ち位置なのだろう。アララト山は今はトルコの領土内なんだけどね。

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途中の道にはラヴァシュを作ってる店がぽつんと立っていた。ラヴァシュはタンドーリみたいな釜で焼いた薄焼きのインドナンのようなものだ。アルメニア起源と言われているが、似たようなものはコーカサス等で食べられている。

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パリパリサクサクしていて美味しい。おっちゃんがくれたチーズとよく合う。
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ゲガルト修道院に到着。周りは崖でホグワーツみたいだ。バスやタクシーで来た観光客がわんさかいる。歩きで来た人は圧倒的少数だろう。
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エチミアジンにあるロンギヌスの槍はここで見つかったらしく、槍のモチーフが随所に見られた
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天井がイスラム建築っぽい
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キモかわいい動物のレリーフ
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中は全体的に暗いが、渋くて良い
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崖には十字架がたくさん彫ってある

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観光中にアルメニアの卓球チャンピオンで張本とも試合をしたことがあるというアルメニア人に話しかけられた。日本語を勉強していて今は就労ビザ待ちらしい。

帰りはめんどくさかったのでタクシーに課金。500ドラム(100円)ならまあいいだろう。乗り合わせたおばちゃんがくれた甘いパンが美味しかった。
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続いてゲガルトからマルシュルートカでゴリスへ向かう。アルメニアに現存する唯一のヘレニズム建築らしい。たしかにギリシャっぽい。
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高台にあるため景色も綺麗だ。ここで卓球チャンピオンと再会した。

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またマルシュルートカでエレバンに戻り、マテナダランへ。ここは古文書の博物館だ。外観からしてインテリ感がある。

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全く読めないが見ているだけでも面白い。

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表紙も美しく、この時代の本は本それ自体が芸術の対象となっていた感がある
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ペルシャ語の文献も展示してあった。
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夜ご飯はポークシャウルマ(950ドラム)とラフマジュン(600ドラム)。イスラム圏が近付いているので豚チャージだ。
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