4.25-26 イランの離島さんぽ@ゲシュム島、バンダルアッバース
4.25
バンダルアッバースのバスターミナルからタクシーでフェリーターミナルへ。ゲシュム島までは30万レアル(250円)で船が頻繁に出ている。
映画を上映していた
7時ごろに出発し、45分ほどでゲシュム島の港に到着。友人の紹介してくれた日本語が話せるドライバーのベヒヤーさんに1日チャーター+ホームステイで500万レアル+チケット代50万レアルとWhatsappで事前に聞いていた。ベヒヤーさんと合流し、日本語が話せるオーストラリア人とタクシーをシェアすることになった。彼は奥さんが日本人で数年日本にも住んでいたらしい。
海岸で朝ごはんにナンとチーズとチャイを食べ、観光へ向かう。
まずはスターズバレー
先住民は隕石によってこの地形ができたと信じていたが、実際には風と雨の浸食によるものらしい。地層がはっきり見える。
ムンクの叫びみたいな顔に見える岩
「アノ岩、ホワイトハウス食ベテル蛇ニ見エルネ、中ニハキチガイトランプイルネ、ハッハッハ!イラン政府モ嫌イダケドトランプハモットモット大嫌イネ」とベヒヤーさんが言っていた
ゴリラに見える岩×2
スターズバレーからの道中に煮干しみたいな干している場所があった。中国に輸出するらしい。。ここの住民は魚を食べるが、干して食べる習慣はないそうだ。
ちなみにここの地面は泥が乾いてひび割れているため、歩くたびにパキパキと陶器を踏んでいるみたいな音がして気持ちいい。
中東最大のマングローブ林。干潮の時間なのであまり水がない
嬉々として段ボールを食べるヤギ
海岸のオフロードを走り塩の洞窟へ。ペルシャ湾が綺麗だ。
地面や山肌に塩がたくさんついている。少し取って舐めてみるとしょっぱい。
滝みたいになってる塩
綺麗に固まった塩の結晶
洞窟の入り口付近。緑色の砂は火山由来らしい
洞窟内の地面はザラメのような塩がたくさん積もっていて砂浜みたいになっていた
洞窟の塩を舐めるベヒヤーさん
塩が鍾乳石みたいになっている
もう一つ洞窟探検
ここの塩はピンク色だった
昼ごはんは鶏の煮込みとご飯。30万レアルと(たぶん)観光地価格だったがおいしかったから良しとする。
チャフコ渓谷。独特の造形が美しい。これも浸食によるものだ。
ここの地面の亀裂は断層らしい
人間の横顔に見える岩
砂漠にできる模様のような形になっている石
渓谷の周りの荒野にも独特の形の岩が並んでいた。同じような形になっているということは、このあたりは風向きが一定なのだろうか。
キツネを発見
よく見ると地元住民の捨てた残飯を猫とキツネが食べていた
オーストラリア人の彼は夜の便でバンダルアッバースに戻るためにお別れ。一応2人ともいるときにタクシー代の会計をしようと価格を聞くと、チケット代を含めて1人400万レアルと言う。俺1人なら550万レアルのはずだったのになぜそんなに増えるのか、と少し強めに聞くと350万レアルまで下がった。朝に合流した時2人だと価格はどうなるのかとベヒヤーさんに聞いたがノープロブレムとはぐらかされ乗せられていたので少しもやもや。まあ俺は泊めてもらうしこれならいいかと支払った。もう一つ連絡を取っていた宿は宿泊225万レアル+ツアー450万レアル(シェア可)だったのでそれよりは安そうだし、、、
家でベヒヤーさんの息子と奥さんとテレビ鑑賞。
夜ご飯も出してくれた。鶏の煮込みとサフランライス。おこげも美味しい。
4.26
ベヒヤーさん宅で朝ごはんもいただいてしまった。ラヴァシュとチャイとチーズとバターとにんじんジャム。350万レアルでこれはありがたい限りだった。
街まで送ってもらいベヒヤーさんと別れ、ゲシュムの街をぶらつくことにした。となりのホルモズ島に行ってもよかったが、朝7時の船しかないらしくその時間に起きるのは不可能だった、、、
ポルトガル要塞跡
バンダルアッバースやここはかつてペルシャ湾を通る交易のためにポルトガルが支配していたらしい。その時代にアフリカやインドから兵士を連れてきたため今もその子孫が住んでいるという。どうりでインドやアフリカっぽい顔の人がいるわけだ。
ペルシャ湾を眺めながらのんびり一服
暑すぎるのでジュース屋でバナナジュース(7万レアル)。天気アプリは25度と書いてあるが絶対嘘だ。30度はある。(たぶん)
昼頃に船でバンダルアッバースに帰還。
バンダルアッバースは港町なのでフィッシュマーケットがある。品揃えは少ないが日本で見るような形の魚が多い。
この写真の右側の店舗の女性は仮面をつけていた。バンダルアッバースやゲシュム島の女性は稀に仮面を付けている。日よけのためらしい。
フィッシュマーケットの外は野菜も売っている
久しぶりに魚を食べようと賑わっているレストランに入った。英語メニューを見るとエビと魚のフライがある。45万レアルと高いがせっかくなのでと奮発しようと注文し50万レアル札を出したら55万レアルだと言われた。なんでやねんと聞くと、ペルシャ語メニューの指さされた部分に55万レアルと書いてある。おそらく英語メニューはインフレによる値上げ後も改訂していないのだろう。外国人観光客少なそうだし。
高い割に少なかったが、味はめちゃくちゃ美味しかった。
食後のメロンジュース。暑すぎて1日2回もジュースを飲んでしまった、、、
バンダルアッバースにはヒンズー教寺院があるので行ってみると閉まっていた。イスラム教じゃないんだから金曜日も開けてくれや。
バンダルアッバースのモニュメント
この像が自撮りしてるみたいに見える
バスターミナルの店で魚サンド(10万レアル)
20時発のバスでゾロアスター教の聖地ヤズドへ向かう。