4.27-28ゾロアスター教の聖地@ヤズド
4.27
朝4時半にヤズドに着いたので、バスターミナルの椅子に寝転がって睡眠チャージ。8時くらいに目覚めて朝ごはん。
レバーサンド(5万レアル)(40円)
宿にチェックインして散策開始。
宿の近くのマスジェデ・ジャーメ。今まで見たどのモスクよりも門が細長い
ここもタイル装飾が美しかった
ヤズドはまあまあの都会だが、路地裏に入ると一気に雰囲気が変わる。
昼休憩なのかアレクサンダーの牢獄が開いてなかったので明日行くことにした。
昼ごはんはハンバーガー。10万レアルの割に意外とちゃんとしていた
デザートはチーズスナック
散策中に見つけた綺麗なモスク
アミール・チャグマーグのタキイェ。これがバザールの入口とは驚きである
続いてタクシーで郊外の沈黙の塔へ。1930年代に禁止されるまではここでゾロアスター教徒の鳥葬が行われていたという。聖なる火や土を汚す火葬・土葬は嫌われていたらしい(鳥葬が禁止されてからは土葬の模様)
佇まいが渋すぎる。
丘の上に登ったが、シンプルな穴があるだけだった。鳥葬が終わって残った骨などを入れていたらしい。
上からはヤズドの街が見え、砂漠にできた都市であることが実感できる
隣にあるもう一つの塔と麓の集落跡
ゾロアスター教寺院アテシュキャデ。バクーのアテシギャフと異なりだいぶ新しい建物に見える
建物上部にはプラヴァシのレリーフがある
意味はこんな感じらしい
寺院の内部には火が祀ってある。1500年以上前から燃え続けているらしい。
小腹が空いたのでナンを買おうとすると、「金はいいよ!もってけ!」とおっちゃんがタダでくれた。焼きたてで美味い。
しばらくぶらぶらしたあと夜ご飯にスパゲティサンド。
デザートにメロンジュース
夜のヤズドの雰囲気も良い感じである
4.28
今日は宿で手配した日帰りツアーへ。8ユーロと良心的な価格だと思う。7人でミニバンに乗り込み出発。
まずはメイボッド。ワインの町だったそうだが、今のイランにそんなものはもちろんない。(密造酒はいろんなところにある模様)
砦に登ると土で作った家たちが見渡せる
近くのピジョンハウス。この穴にハトがいたらしい
イランで1番のゾロアスター教の聖地チャクチャクに向かう途中で車のエンジンが故障。荒野の真ん中で立ち往生だ。
ドライバーがタクシーを呼びそれに分乗して行くことに。
チャクチャクは山の上にあるため荒野が一望できる。
階段を登りたどり着いた聖堂内では湧き水が滴り落ちている。チャクチャクというのはこの水の音の擬音語らしい
荒野なのに植物が生えているのはこの湧き水のおかげなのだろう。
手前の山道から撮ったチャクチャク
最後はカラナクの廃墟群。
半壊した建物が迷路のように繋がっている。
崩れかかった屋根の上を歩いたりとなかなかスリリングだ
ヤズドに戻り夜ご飯。このツアーはランチタイムがなかったためお腹がペコペコだった。ラマダンが怖い。
羊のひき肉とマッシュルームのソテーのサンドイッチ旨し。パン飽きた。
泊まっていた宿はチャイが飲み放題だったため非常にくつろぎやすい。
バスで5時間のタバスという街がおすすめらしいので行ってみようと思っていたが、22時にバスターミナルに行くと夕方と21時くらいにしか出てないらしい。ならばもう今からマシュハドに行ってしまおうと聞いてみるとそれも出発してしまったようだ。
おっちゃんに連れられてタクシーに乗せられ近くの休憩地点までぶっ飛ばしマシュハド行きのバスを捕まえた。バスターミナルでは85万レアルと言われたがタクシードライバーに95万と言われる。お前さっきおっちゃんに10万レアルもらっとったやろ。いくら中抜きすんねんと少し怒りながらも言葉が通じないため80円くらいならと支払った。