24Oダイアリー

旅行の記録

5.7-8 黒海って、黒い?@トラブゾン

5.7

4時半にトラブゾンのオトガル(バスターミナル)到着。日の出まであと30分。朝ごはんを食べるにはちょうどいい。今日こそは断食を成功させるのだ。

オトガル内のロカンタでエゾゲリン・チョルバス(8リラ)(144円)。トマト味のメルジメッキ・チョルバスだ。

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ロカンタでは基本的にパンが食べ放題なので、できるだけたくさんパンを詰め込み、水を飲んで日の出を迎えた。

 

オトガルから市内までは2kmほどだったので歩くことにした。山の斜面に立ち並ぶ家の雰囲気が良い感じだ。気温も朝でも温暖で過ごしやすい。
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ホテルにチェックインしてまずはドルムシュでアヤソフィアへ。教会だったモスクだ。ビザンツ帝国オスマン帝国を経験したトルコらしい建物である
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天井のフレスコ画が綺麗に残っていた。当然ながら絵の感じが正教会っぽい。
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アヤソフィアから歩いて中心部へ戻る。大きなモスクが工事中だった。
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ローカルっぽい通り
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トラブゾンは斜面の多い街なので歩くのは大変だが、その分景色が良い。
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朝はありがたかった暖かさも、断食期間中となれば昼には非常につらいものである。まだ昼過ぎなのに喉が乾いて仕方がない。結構汗かいてるから当然か。

 

暑さがピークを迎える前に一旦ホテルで休憩することにした。明日も夜までこの街にいるのだから焦って観光する必要はないのだ。

 

気温が落ち着いたであろう頃に宿を出てボズテペへ。街を見下ろす丘だ。

オレンジ屋根の建物と緑と黒海の組み合わせが実に美しい。黒海全然黒くないしむしろ青くて綺麗やぞ。
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ラマダン期間中だからなのか、夕方のパン屋はとても混み合っている。大量に購入している人が多いのでおそらくイフタル用なのだろう。

トラブゾンはこの馬鹿でかいパンが名物らしい。いくら断食明けでもこれは食べられる気がしない。
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トラブゾンの中心地メイダン広場の周りのロカンタも外にテーブルを出して準備を始めた。ちなみにこのあたりは観光地価格なので少し高い。
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日没までまだ少し時間があったので少し中心から離れたローカルな安いロカンタを探す。

何軒か聞き込みをしてここに決めた。ケッレ・パチャ(羊のスープ)とターゼ・ファスリエ(インゲン豆の煮込み)とアクチャアバト・キョフテ(トルコ風ハンバーグ)(隣町の名物)だ。

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インゲン豆は普段あまり好きではないが、トルコ料理の定番ということでいただいてみるとこれがめちゃくちゃうまい。トルコ料理素晴らしや。しかも全てヤルム(ハーフサイズ)にしたのでこれで21.5リラとお得だ。ハーフサイズなのにボリュームもある。

 

今回は完全に断食に成功したので、水も食べ物も14時間ぶりである。かなりしんどかった。観光に支障をきたさず健康に旅をするためにも断食はやめることにした。そもそもムスリムでも旅行中は断食をしなくていいらしい。

 

日没後にもう一度メイダン広場を訪れてみるとやはり客が多かった。
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1リラのチャイで一息ついて宿に戻った。
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5.8

昨日買っておいたスィミッド(ゴマのパン)を頬張りアタテュルク邸へ。初代大統領の別荘である

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かわいい猫ちゃん発見
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猫を眺めているとこちらに近付いて体をすり寄せてきた。もしかしてと思いベンチに座ると、予想通り膝に乗ってくる。かわいいやつめ。
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しばらくして立ち上がり、猫と別れて邸宅の中を見学。撮影禁止だったが、明治村にありそうな感じの雰囲気だった。庭に戻るとさっきの猫は他の観光客の膝の上でくつろいでいた。尻軽女め……(メスかどうかは知らない)

 

そういえばトルコでまだバザールを見ていないなと思いバザールを歩く。なかなか活気があって面白い。売っている野菜も少しイランとは違う気がする。
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昼ごはんは鶏のデュリュム(ケバブラップ)。
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ラマダン中でも何割かはレストランは空いているし地元民っぽい客もいる。

 

昨日近くで見ていなかった黒海を近くで眺める。曇りだからか黒い気がする。

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オトガルに行き18時のバスでカッパドキアへ。途中の休憩でジエル(レバーと野菜のソテー)とビベル・ドルマス。ジエルは名前を聞いてそう聞こえただけなので自信はない。
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このビベル・ドルマスってやつはピーマンに米とか野菜を詰めてトマト味で煮込んだ料理だ。発想が天才すぎる。美味しくないわけがない。
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