5.15-16 中東暑すぎ問題@アンマン、ワディムーサ
5.15
まずは6時15分の便でアンカラへ。
あまりにもお腹が空いていたので15リラ(270円)のカップラーメンを食べてしまった。
昨日の夜に市内でパンを買っておけばよかったな。アンカラには1時間足らずで到着した。アンカラで3時間半ほど待機したあとアンマンへ向かう。
空から見るアンカラは首都とは思えないのどかな農村だった。空港だから市街から離れてるんだろうけど。
地中海を越えイスラエルが見えてきた。ビルが林立しているのが分かる。
パレスチナ上空も通過。砂漠感が強い。
アンマン近くでは死海も見えた。
アンマンのクイーンアリア空港はかなり綺麗で大きい。砂漠の中にあるとは思えない緑の豊かさだ。
バスとシェアタクシーを乗り継いでアンマンのダウンタウンへ。空港が市街から遠いことと渋滞により2時間以上かかった。ラマダンは仕事が早く終わるらしいし帰宅ラッシュなのだろうか(まだ15時だが)。
アンマンは非常に熱く乾燥していて、薄茶色の四角い建物が並ぶいかにも中東って感じの街だ。
宿にチェックインしてシタデルへ。丘の上にありアンマンが見渡せる城だ。
ここに来るとアンマンの大きさがよく分かる。見渡す限りびっしりと建物が敷き詰められている。
円形闘技場を発見
マルクス・アウレリウス・アントニヌスが造らせたという神殿も立っている。いやローマ帝国でかすぎな。
博物館もあり、旧石器時代からヘレニズム時代、ローマ時代と年代順に展示物が並べてあった。
日没後のダウンタウンはイフタルをとる人々で賑わっていた。日没前とのギャップがすごい。トルコよりも厳格なムスリムが多いということだろうか。
そんなヨルダン人に混ざって夜ご飯に羊と野菜の煮込み。とても美味しい。
注文する時に3.5ディナールから3ディナール(450円)に値下げしてくれたのに会計時にちゃっかり3.5ディナール持っていこうとしたので少しバトった。とぼけてんじゃねえよ。そもそも3でも高えよ(他の店よりは安い)。ヨルダンの飯の相場知らんけど。
ここに来る前にほかのレストランでも価格調査を試みたが、2軒は席に着くまで頑なにメニューを見せようとしないなどレストランの人はなかなか印象が良くない。普通の地元民は道を丁寧に教えてくれたりシェアタクシーの場所を教えてくれたり優しかったのに。
ちなみに日没後1時間もするとレストランは一気に人がいなくなる。
夜ご飯で相席になった人によると日の出前のこの辺も朝ごはんをかきこむ人がたくさんいて面白いらしい。とはいえ5時前に起きるのはしんどいな。(翌日トライしたけど起きれませんでした)
食後はチャイ。
0.25ディナールなのにティーバッグだったのは興醒めだが、ハーブの葉が入っていておいしかった。
5.16
宿の朝ごはんのチーズにキャプテン翼を見つけた。イランでも人気だったがヨルダンでも人気なのだろうか。
ヨルダン博物館へ。9時開館と聞いていたから9時に来たのに10時開館だった。暑い中日陰で1時間待って1番で入場。
9500年前に作られた人形らしい。世界最古なんだってよ。
有名な死海文書も見ることができた。写真を撮り忘れたが。
ローカルバスに乗りペトラ遺跡の拠点となる街ワディムーサへ向かう。
満員になると出発するシステムらしいが、幸運なことに最後の一席に座れたので待ち時間は0だった。通路には荷物が敷き詰められていてカオスだ。
しばらく走ると周りの景色は砂漠になる
3時間半ほどでワディムーサに到着。30分歩いてペトラ遺跡の入り口に行き、明日からの2日券を購入した。ペトラ遺跡の入場料は1日券が50ディナール、2日券が55ディナールだ。ディズニーランドやん。地元民の何十倍だよ。そりゃこっちは見せてもらってる立場だけどさすがにやりすぎだよ。
しかしこれで明日朝イチに行ってもチケットを買うために待つ必要がなくなった。
それにしても暑すぎる。明日が思いやられる。
宿は高台にあるため、ペトラ遺跡に沈む夕日が綺麗に見えた。
ワディムーサは観光客用のたっけえレストランばかりでローカル食堂のようなものが見当たらなかったので、宿で7ディナールのディナーを食べることにした。レストランは1つの料理で7.5ディナールとかなのでそれよりはだいぶマシだ。
ディナーの時間になるとたくさんの料理が並んでいた。これで7ディナールなら全然良いわ。
炭火焼ケバブ
いろんなサラダ
パスタ
ビリヤニみたいなやつ
腹いっぱい食べて夜景を見たあとは明日に備えて早めに就寝。