5.31トランシルバニアの森と中世の街並み@ブラショフ
サブバッグがついにお亡くなりになった。1つ目の大きいポケットのスライダーはインドにいた頃から取れていたが、もう一つのポケットも閉まらなくなってしまった。困ったものである。
今日は朝からバスでブラン城へ。宿でもらった時刻表が間違っていてバスターミナルで30分以上待つ羽目になったが、無事に到着。
中世の雰囲気を感じる城である。
街並みも良い感じだ
入場料25レウ(630円)を払い中に入る。トルコくらいから学割が使える場所が増え、国際学生証が財布の中で圧倒的存在感を放ち始めた。
ロープを伝って壁から降りてくる作業員。無事に地面に着いた時には観光客から歓声が上がっていた。
やたら縦長の十字架
ドラキュラのモデルとされるヴラド公。ブラン城はドラキュラ城とも呼ばれドラキュラグッズがたくさん売っているが、実際は彼はここに住んでいたことはないそうだ。彼の祖父はすんでいたらしい。
中は意外と質素だった。通路や部屋があまり広くないが観光客がわんさかいるので歩きにくいことこの上ない。
窓の外を見るとトランシルバニアの深い森(響きが好きすぎる)に囲まれていることがよくわかる。
甲冑ゾーン。こんなの着けてたらめちゃくちゃ動きにくいと思うんだけどな。
ブラショフに戻り昼ごはん。スモークベーコンの塊と酢漬けキャベツの煮込み。弾力のあるスモークベーコンがとても美味しい。そもそも豚肉が久しぶりだ。
腹ごしらえが済んだところでブラショフの街歩き。めっちゃおしゃれやん。
広場にはたくさんパラソルが立ち、コーヒーやワインを嗜んでいる人が多く見られる。
広場の近くに建つ黒の教会。ハプスブルク家が攻めてきたときに火事で焼けてこの色になったそうだ。ゴシック教会ということで、今までブルガリアやルーマニアで見た教会とはだいぶ装いが異なっている。
内部は撮影不可だったがやはりイコンなどはなく、大きなパイプオルガンや整然と並ぶ長椅子、ステンドグラスと東方教会との違いを顕著に感じる。
カラフルな色の家が立ち並んでおり、次はどんな景色が見れるのかと歩くのが楽しくなる。
シナゴーグ発見。残念ながら30分前に閉館していて入らなかった。
雨が降ってきたので雨宿り兼余りそうなレウを消費するべくスイーツを購入。
アップルパイとクリームパン。2つで6レウだ。
宿の横のスーパーにはヴラド公をあしらったお酒も売っていた。
まだ余りそうだったのでヨーグルトを2個買い。食べ物しかお金の使い道を知らない。
右側のヨーグルトはブルガリアでも食べた美味しいやつだが、左側のヨーグルトはあまり美味しくなかった……ダノンのやつなのに……
21時のキシナウ行きバスに乗る前に夜ご飯。昼の食堂が閉まっていたのでその隣の少しオシャレなレストランで豚のグリルとママリガ(20レウ)。6レウ余ってしまった…