6.19 祭りじゃ祭りじゃ@グラナダ
夜行バスに乗ってマドリードを1時半に出発し、6時半頃にグラナダに到着した。半袖半ズボンでは肌寒い。
宿に行くには早すぎると思い暖かくしてベンチに横になる。手すりの中に体を突っ込んでみたが窮屈で仕方がない。30分ちょっとで体が痛くなってきたので宿へ向かうことにした。
7時半すぎに宿に到着したが、レセプションは9時まで開かないと玄関に貼り紙がしてある。玄関にはロックがかかっており入ることも出来ない。人通りの少ない路地にある宿だったので宿の前で座って眠りつつ9時になるのを待った。モラルとは。
9時前に宿のおばちゃんが現れ玄関を開けてくれたのでチェックイン。観光案内やおすすめのバルを教えてくれた。今は聖体祭という祭りをやっている期間らしい。
グラナダ1の観光名所アルハンブラ宮殿は1ヶ月以上前から予約をしないとチケットが取れないが、朝5時か6時くらいから並べば当日券を買うことができるという話をネットで見ていたのでおばちゃんに聞いてみると、そのシステムは1,2年前に廃止されたらしい。
代わりに前日の真夜中あたりにオンラインで購入できるチケットが一定数発売されるそうだ。明日の分を見てもらうと運良くまだ残っていたので慌てて購入した。
宿に荷物を置き、近くの大聖堂へ。でかくて立派だ
パイプオルガンがこんなふうに並んでるのは珍しいかも
回廊にはいくつも礼拝堂がある。右側の大きな本は賛美歌の楽譜だ。
12時からメインストリートでパレードがあると宿のおばちゃんに聞いていたので待機。平日の昼間だというのにかなりの人出だ。
しばらくするとおっちゃんたちのマーチングバンドがやってきた。アップテンポなラテンっぽい音楽を鳴らし客を煽りながら進んでいく。
その後ろにはでっかい人形たち
そのまた後ろにはゾンビのような格好をした人や大きな顔を付けた人達が続き、紙風船のようなもので観衆の頭を叩いていく
龍に乗った女性
観衆も盛り上がっており、見ていて楽しいパレードだった。
グラナダは無料タパスの聖地らしく、だいたいのバルはドリンクを頼めばタパスが付いてくるそうだ。宿のおばちゃんおすすめのバルに行きパイナップルジュース(2.2ユーロ)を注文すると、ナスのフライに黒糖ソースをかけたものが出てきた。
なかなか謎な組み合わせだが意外と美味い。しかし少ない。無料だから文句は言えないが、昨日のマドリードのバルの無料タパスと比べるとだいぶ少なく思えてしまう。
というわけでスーパーでスペイン風オムレツを買い宿のレンジでチン。パッケージを撮り忘れたがここの製品は塩気が強すぎた、、、
グラナダは15世紀末までイスラム王朝の支配下だったため、アラブ感溢れる街並みや土産物屋が楽しめる。レコンキスタって単語懐かしいなあ
フムスやファラフェルを売るレストランも多く、ヨルダンやイスラエルを思い出す。
グラナダはグラフィティが有名な場所があると聞いたので向かうと、色鮮やかで豪華なグラフィティがずらりと並んでいた。
地図見た感じここ学校の壁なんやけどええんかな……
ちょっと離れた通りにも
スーパーでインスタント麺をチェックするのが日課なわけだが、日清の焼きそば発見。スペインでは焼きそばのインスタント麺を見ることが多い。日清はほかのメーカーよりちょっと高価格だ。
おそらく韓国製のうどん。もちろん辛ラーメンも置いてある
最近食費が安くすんでいたので、夜は少し豪華にタパスビュッフェをいただくことに。10ユーロで食べ放題だ。
満足したところでビューポイントから夕日に染まるアルハンブラ宮殿を鑑賞。夕日といっても21時半だが…
遠くから見ると宮殿というより城のように見える。
夜は聖体祭の会場へ。メインストリートも装飾がされている
特設バスで会場に着くと、22時半すぎだというのに大勢の人でごった返していた。
公園が会場なのだが、レストランやクラブが並びどこも賑わっている。
ドレスを着た女性も多く目の保養になる(スペインの顔濃い美人けっこう好き、数は少ないけど)
会場の隣は遊園地だ。夜の遊園地ってなんかいいよね。
絶叫系が多い印象だ
ヘナの店では漢字やドラゴンボールのイラストが注文できるらしい
広い会場をぐるぐる歩き回り、23時半頃に離脱。この盛り上がりは24時を超えてもまだまだ続くんだろう。この時間でも子どもが多い。
夜の市街も良い雰囲気だ。