12.27 西安で食い倒れ@西安
まずは宿の近くの店で朝ごはん。煮卵とみんなが食べていたスープを注文。しかしこのスープ、中華スープのような味かと思いきや砂糖と酒のような味がする。あまり好きな味ではなかった、、、
とりあえず豆浆(2元)で口直し。
さっきのスープはそんなに腹にたまらなかったので水煎包(1元)を購入。中には牛肉・ニラ・春雨が入っていて実にうまい。
続いて行列ができている包子屋があったので鮮肉包(1.5元)と香辣茄子包(1.2元)をいただいた。
鮮肉包はとてもジューシーで、香辣茄子包はラー油で炒められたナスとピーマンが入っていて美味である。
朝ごはんタイムを終え今日の観光は鐘楼からスタート。またしても大学生協の組合員証で学割を勝ち取り入場。
天井が素敵
鐘楼は西安の中心にあるため東西南北に大通りが伸びている様は壮観である。
近くの鼓楼も見える。ちなみに鐘楼も鼓楼も外から見ると3階建だが実際は2階建である。
鐘楼から鼓楼へ移動。鼓楼も鐘楼と似た造りだが、鼓楼は文字通りたくさんの太鼓が置いてある。
鼓楼のあとは回民街を通って一駅隣の洒金橋へ。回民街はどちらかといえば観光客向けだが、洒金橋は地元民の美食街らしい。たしかにローカル感がある
洒金橋のお目当ては羊肉泡馍。ネットで調べておいた地元民で賑わう店に入る。10時半過ぎなのにほぼ満席だ。
羊肉泡馍(28元)は小さくちぎったパンと春雨に熱々の羊スープをかけた西安名物である。
濃厚な羊の旨味を吸って膨らんだパンは絶品だ。また付け合わせの酢漬けニンニクも実に旨い。
西安を囲む城壁の南門に行くと、なにかの撮影が行われていた。
ここの入場料は中国の大学に通っていないと学割が効かないらしく、一般の入場料(54元)を支払った。
西安の城壁は高さはあまりないが一周約14kmととても長い。南門から北門まで半周することにした。レンタサイクルもあったが徒歩でのんびり行くことを選択。
城壁は微妙に凹凸があるためなかなか脚にきたが、、、
城壁の上から落とすトゲ付き丸太や、登ってくる敵を落とすためのトゲ付きブランコが展示されていた
城壁の北西部では陝西省唯一のチベット仏教寺院である広仁寺が見えた。城壁の外側には高層ビルが林立している。
城壁の工事が行われている部分も共産主義核心価値観のポスターが何種類も貼られていた。この2種類はほんの一部である。
1時間40分ほどで半周の約7kmを踏破。北門も立派だ。
北門近くからバスに乗り、絶品の油泼面が食べられるという店に向かった。具も味付けもシンプルだがとてつもなく旨かった。見た目ほど辛くない。
印象城という印象的な名前のショッピングセンターをぶらついた後、昨日チケットを予約した陝西歴史博物館へ。
入るとさっそく大きな獅子像が迎えてくれた。
時系列順にたくさんの文化財が展示されている
かわいい犬
センターのクセがすごい
ユニコーンっぽい
人面獣
美意識の変化を教えてくれる女人画
隋・唐ゾーンは流石というほかない。細やかさ、鮮やかさが群を抜いていた。
陶器の質感とか色遣いもたまらん
やはりシルクロードの交易で栄えたということでラクダに関するものも多かった
宋代の陶器も素敵よね
ちなみに博物館の正面入口の横にはプーさんこと習近平のありがたいお言葉が映されていた。
歩いていて何か臭うなと思っていたら警察が喫煙所の吸殻入れから出るボヤと格闘していた
夜は洒金橋で食べ歩き。
まずは酸湯餃子(12元)。酸味と辛味とゴマの味が美味い。皮はもちろんモチモチだ。
続いてビャンビャン面(20元)。漢字が難しすぎる西安名物だ。この文字の看板が西安の至る所にある。
味付けは油泼面とほとんど変わらないが、麺が幅約5cmの超幅広麺なのでまた違った味わいである。ちなみに私は油泼面派である。
明日の朝は早いのでナン(5元)を買っておいた
洒金橋から回民街を抜けて宿の近くの岐山臊子面(8元)でフィニッシュ。
麺が細く、ほどよい辛味と酸味であっさりと食べやすい。
味変用のニンニクの皮が床に散らばっているのも風情がある。