4.6-7 グルジア正教の中心地と天国に一番近い教会@ムツヘタ、カズベギ
4.6
トビリシからマルシュルートカでムツヘタへ(1ラリ)(42円)。ムツヘタは小さい街だがグルジア正教の中心地で世界遺産にも登録されている。1時間足らずで到着。
まずはサムタウロ教会。中では厳かに儀式が行われていた。
グルジア正教を広めた聖ニノは葡萄の枝で作った横棒が少し曲がっている十字架を使っていたので、この形の十字架が神聖視されているそうだ
続いてはジワリ教会へ。山道を15km登ったところにあり、公共交通機関がないため往復13ラリ(550円)でタクシーに乗る。ナビが日本語だった。
ツアーで来ている観光客がたくさんいた
教会の横からはムツヘタの街が一望できる。2色の川が合流しているのが見えて面白い。
教会の中には大きな十字架が立っており、その周りやイコンで祈っている人が後を絶たない
スヴェティツコヴェリ教会。覚えられる気がしない名前だ。ムツヘタで最大の教会(だと思う)
扉をくぐると大きなキリストの絵が迎えてくれる
ところどころに古めかしい歴史を感じる装飾がある
ムツヘタの土産物屋ロード。ワインを出す屋台や店もたくさん並んでいた。
ヒンカリの置物
トビリシに戻りバスターミナルで昼ごはんにシャウルマ。
肉と具を巻いた後に鉄板で挟んで熱してくれるので皮がザクザクしてておいしい。
続いてカズベギに移動(10ラリ)。マルシュルートカで乗り合わせたドイツ人が片仮名エドウィンTシャツを着ていたので写真を撮らせてもらった。
トビリシとカズベギの間はロシア軍用道路という景色がいい道を通るそうだが、悪天候によりよく見えなかった。途中から雨が雪に変わり、周りが雪山になる。トビリシから3時間ほどでカズベギに着いた。
ホステルの近くに小さな教会があり、儀式をしていた
夜ご飯はジョージアのビーフシチューと言われるオーストリ。12ラリと観光地価格だった。
明日は晴れという天気予報を信じて眠った。
4.7
天気予報通り朝から快晴だ。ホステルのベランダからカズベク山(5033m)も見える。
今日はこのツミンダサメバ教会へのトレッキングだ。
朝ごはんにナンのようなものを購入。小麦と塩の味が旨い。
街を抜けて登っていく
雪が積もっていて滑りやすいところも何箇所かあり苦労した
振り返るとこんな感じ。
道中には牛もいる
カズベク山が近くに見えた
宿を出て1時間半ちょっとでツミンダサメバ教会に到着!ミサをやっていて中に入るのはもう少し待ってくれとのこと
その間に少し離れた展望スポットから教会を眺める。
雪山とのコントラストが実に美しかった。天国に一番近い教会と言われるのも分かる気がする。緑の季節にも来たいものだ。
朝飯に買って余ったパンを狙っているのか犬がずっと付いてきた。
下山後はまたマルシュルートカでトビリシに帰還。大学の同級生が去年トビリシで知り合ったというジョージア人と夜ご飯にシュクメルリ。
鶏肉をにんにくやサワークリームで煮込んだガッツリ飯だ。旨し。