24Oダイアリー

旅行の記録

4.5 温泉と山の首都@トビリシ

4.5

5時過ぎに係員に起こされた。国境が近付いているらしい。英語表記のない出国カードを見よう見まねで書いた。

5時半ごろに電車が止まり、警官にパスポートとアゼルバイジャンビザを預ける。出国カードも回収され、そのあと車両内で出国審査が始まった。質問もされず顔写真を撮られるだけでスタンプゲット。船と電車のスタンプが揃うのは何か嬉しい。

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6時過ぎにまた電車が動き出し、20分ほどで停車してジョージアの入国手続きを行う。

警官にパスポートを預けたあと車内で検査官に荷物をチェックされ、1時間くらい待ったところでスタンプが押されたパスポートを受け取った。入国審査なしかよ。

出国のために停車してから入国後に電車が動き出すまで2時間半。なかなか時間がかかったが電車から降りずに済んだので楽ではあった。

 

9時過ぎにトビリシに到着。

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両替を済ませ、ジョージア名物ハチャプリを食す。ハチャはチーズ、プリはパンという意味だ。要するにチーズ入りのパンである。安くてボリュームがあっておいしい優れものだ。
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地下鉄のエスカレーターはやたら速くて深かった。旧ソ連ぽい。
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ホームは薄暗いしシンプルだ。旧ソ連ぽくない。

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ここもまたカード(2ラリ=80円)を買わないと乗れないスタイルだった。

ジョージアキリスト教国なので教会がたくさんある。世界で2番目に国教にした世界で2番目の国らしい。ちなみに1番はアルメニアである。
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シオニ教会。中では儀式が執り行われていたり聖歌を歌っている人がいたりと良い雰囲気だった
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旧市街のあたりは、川が長い時間をかけて平らな地面を削り取ったかのように川の両側が坂や崖や山になっている。そのため川からは丘とそれに沿って並ぶ建物が綺麗に見える

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昼ごはんはハルチョー。野菜と米と肉が入ったスープだ。スパイスが効いていて上にはパクチーが載っている。インドを少し思い出す味だった。
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三位一体教会。新しく大きな教会で、トビリシ内の至る所からその姿を見ることができる。
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天井が高い
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トビリシには猫や犬が多い。花壇にはタンポポオオイヌノフグリが咲いていて懐かしい気持ちになった
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お洒落な建物と歩道橋があり賑わっていたので行ってみたら役所だった。

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オアシス21を思い出す橋
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大統領官邸とナマコみたいな建物
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地下道の落書きがお洒落すぎる
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ロープウェイ(2.5ラリ)で山の上まで登ると街が一望できる。

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下りは徒歩にして砦などを散策。
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城壁の階段が狭くなかなか怖かった。
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またトビリシには天然温泉がある。温泉街は少し硫黄の匂いが立ち込めており、日本の温泉街と似た雰囲気を感じる。
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温泉街の奥には滝もある
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せっかくなので温泉に入ってみた。日本と同じく男女別で全裸で入る。中はより一層強く硫黄の匂いが立ち込めていた。地面から2mくらいのところにパイプが水平に吊り下がっていて、数十センチおきに蛇口が付いていてシャワーになっていた。これが日本の銭湯の洗い場のようなものである。浴槽は日本と同じだ。湯加減もちょうどよく、とてもリラックスできた。

小腹が空いたのでおやつ。名前は忘れたがピロシキの生地にクリームが入った温かいスイーツだ。旨し。

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そしてトビリシで人気のレストランChuriにてヒンカリ(1個0.85ラリ)。でっかい小籠包みたいなものだ。
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皮が厚くてモチモチしているため破れることなく肉汁がしっかり中に留められている。肉はパクチーが入っており、そこも小籠包とは違う。上のねじれた部分を手で持ち側面から肉汁を吸いながら食べていくそうだ。適当に8個頼んでみたがなかなかボリュームがあった。

 

トビリシは夜景も綺麗だ。f:id:ny2401228:20190406040826j:image
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川の近くにはカフェやパブやレストランが並んでおり、良い雰囲気を醸し出している。
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