4.4 アゼルバイジャンよさらば@バクー
4.4
今日こそはと意気込みイラン大使館へ。着いて数秒でビザとパスポートが返ってきた。文句はいろいろあるが、何はともあれイランビザゲットだ。今夜発のトビリシ行き列車のチケットも確保。当日だと取れないこともあるらしいが、無事3等車のチケットを購入できた。
機嫌がいいので昼は少し奮発して5.6マナト(360円)の煮込み料理。
最終日ということでバクーでまだ行っていないスポットを順番に訪れて行くことにした。まずはヤナルダー。
地面から天然ガスが噴出しているため燃え続けている場所だ。これだけ聞くとトルクメニスタンの地獄の門と同じだが、ここは2000年前に自然発火したと言われているそうだ。数十年前の事故でできた地獄の門とは年季が違う。
燃えている部分は少なく規模としては正直しょぼかったが、丘からの景色が綺麗だった。赤やオレンジの屋根の家や草原や湖が見渡せる。
ヤナルダーからバスでバクー中心部に戻る。中心部は歩道と車道の間に柵があり、道を渡るにはいちいち地下道を通る必要がありめんどくさい。
湾岸公園
バクーのカスピ海は遠くに眺める分には綺麗だが、近くで見ると汚くて臭いことがわかった。ゴミや茶色い濁った油のようなものが浮いている。
そんな海岸でいちゃつくカップルが多かった。ムハンマドがこれを見たらどう思うだろうか。
海岸公園近くのショッピングモールのデザインがカッコよかった。
中には寿司と居酒屋という店もある。アルマトイから始まり寿司がないフードコートには出会ったことがない。
絨毯博物館は外観から絨毯感満載で良い。アゼルバイジャンも絨毯が有名らしい。
中に入ると絨毯作りの実演をしていた。ウズベキスタンと製法はあまり変わらなさそうだ。
こんな家住んでみたいかも
さまざまな地方の絨毯が並んでいる。
なかでも現代の絨毯は必見だ。絨毯アーティストの巨匠たちの作品が並んでいる。
乙女の塔。入場料が学割で6マナトもかかるわりに大したことはなかった、、、
偉い人の像たち。お札にも描かれている。
宿に戻り出発の支度をしていると、パキスタン人に声をかけられた。事故で廃車になった日本車を35万円で買い取り、5万円で修理をして130万円で売っているらしい。他にもボクシンググローブやテコンドーの道着を作っているそうだ。10分ほど話しただけなのにやたら気に入られ、鹿皮のスマホ対応手袋をプレゼントしてくれた。ありがたい。来シーズン使おう。
アゼルバイジャン最後のご飯はピティ。やはりうまい。
20時40分の電車に乗り、初の電車による国境越えだ。