24Oダイアリー

旅行の記録

4.2-3 アゼルバイジャン遠足第二弾@イスマイリ、ラヒッチ

4.2

昨夜イランビザのpdfが届いていたので、パスポートを取り返しにビザセンターを訪れた。ここもテヘランと同じく明日まで休みだと警備員に言われる。期待はしていなかったが、、、在日イラン大使館は休みじゃないみたいだったから少しは可能性があるかと思っていたが見事に外れた。

 

バクーにいてもすることかないので、バクーを出て1泊でイスマイリとラヒッチに行くことにした。バスターミナルのイスマイリ行きチケット売り場に行ったものの「イスマイリ?ノーバス」と言われてどうしようか考えていると、3分後に来た地元民がイスマイリ行きチケットを買い始めた。その真後ろに並びもう一度チケットをくれと言うとあっさりチケット(6.2マナト)(400円)を手に入れることができた。まじでどういうことやねん。クソ野郎遭遇率は今まででアゼルバイジャンが一番高いまであるぞ。

 

チケットを買った2時間後くらいに発車。Wi-Fi付きのバスなんて初めてだ。

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山が多く車窓からの景色が美しかった

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3時間ほどでイスマイリのバスターミナルに着きラヒッチ行きのマルシュルートカを探すも見つからない。地元民に聞いてみると今日の運行は終了したらしい。

maps.meで見つけたゲストハウスまで行くことにした。見た感じ市内のバスはほとんどなさそうだったので、景色を見ながら1時間ほど歩く。

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そして宿にたどり着き宿泊。1泊20マナトと高かったが、宿のWi-Fiで調べるとここの宿が最安値っぽかったので良しとした。他に客がいないので、一軒屋みたいな建物を一人占めだ。

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夜ご飯はソース。
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4.3

宿の人によると9時にラヒッチ行きのマルシュルートカが出るらしいので早起きしてまた4kmを歩く。このルートに公共交通機関はない。

バスターミナルの人に尋ねると11時までマルシュルートカの運行はないらしい。話が違うぜ。明日のイランビザ受取のために今日中にバクーに行きたいので11時じゃ遅そうだ。

そこらへんのおっちゃんがシェアタクシー乗り場に連れて行ってくれて無事ラヒッチ行きのシェアタクシーを捕まえることができた。3マナトと意外と安い。昨日話しかけてきたやつ無視せずにラヒッチ行けばよかったな。

ただ乗客4人(1人は太め)を乗せるにはだいぶ小さい車だったので車内はめちゃくちゃ狭かった。途中から山道に入り、崖沿いを進む。景色は良いが怖い。

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イスマイリから1時間くらいで到着。

 

ラヒッチは1000年ほど前にイランから鍛治職人が移住してきた村で、今も先祖からの技を受け継いだ鍛治職人が多く住んでいる。なぜわざわざこんな山奥に来たのだろうか。

 

メインストリート良い感じ

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通りを歩いていると工房が並んでおり、職人たちが快く仕事を見せてくれる。f:id:ny2401228:20190405010545j:image

鍋みたいなのを火にかけている職人f:id:ny2401228:20190405010530j:image

金属板を削って表面に模様を付けている職人。「俺は今7代目なんだぜ」とのこと

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釘職人。蹄鉄の固定に使うらしい
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中央アジアらへんからこういう工芸品にとても興味が出てきたが、金も荷物のスペースもないので買えないのが残念だ。最近ラヒッチは観光地化されていると聞いたがそれでも俺以外に2人しか観光客は見ていない。職人たちの収入が心配になる。

 

川を挟んだ街の反対側に行くと街が一望できる。

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昼ごはんは観光地価格のドルマ(6マナト)。ラヒッチはレストランが全然ないので探すのに苦労した。

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ラヒッチからはマルシュルートカに乗ってイスマイリに戻り、イスマイリからバクー行きのバスに乗る。バクー行きのバスまで少し時間があったのでイスマイリの街の横の草原がよく見えるところを散歩。

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バクーに戻って夜ご飯はチキンソテー。玉ねぎの旨味がすごかった。
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