24Oダイアリー

旅行の記録

3.29-31 アゼルバイジャン遠足@シェキ、キシュ

3.29 

まだテヘランから返事がないそうだ。月曜にまた来いとのこと。これでリジェクトされたら暴れてやろうと決意した。(口だけ)

昼ごはんはラフマジュン。トルコだけでなくアゼルバイジャンにもあるようだ。

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2日半も暇なので少し遠出をして北部の町シェキに行くことにした。バスターミナルから8.4マナト(550円)、約5時間の旅だ。
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バクーを離れると草原と山と石造りの家が多くなる。中央アジアよりも草原での緑の密度が高く、植生の違いを感じた。
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雨の中歩いて宿にチェックイン。夜ご飯はオーナーおすすめの店でピティ。ピティはアゼルバイジャンを代表するスープ料理だ。

食べ方は少し変わっていて、まずはスープだけをちぎったパンにかける
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パンとスープにハーブの粉末みたいなのをかける
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具(豆、羊肉、野菜)はフォークの背で潰して混ぜて食べる
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見た目は少し美しくないが、潰した豆と羊肉が馴染んでとてもおいしかった。

 

3.30

朝から雨が降っていたので、弱くなるまで宿で待機。ネパールで折り畳み傘をなくした(というかジープの背にバックパック載せてたら傘だけ落ちてたっぽい)のが痛い。

雨が弱まったのでマルシュルートカで隣町のキシュに向かった。5km程度のゆるい登りだが、その間に雨が雪に変わったのは驚きだった。雪が積もっていることから考えるとキシュではずっと雪だったようだ。

キシュにはアルバニア教会がある。

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簡素だがそこが良い。

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ここでいうアルバニアカフカスアルバニアという古代王国のことであり、ギリシャの北にある現在のアルバニアとは全く関係ないらしい。

夜はケバブ。辛くないタンドリーチキンのような感じだった。

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3.31

明日はバクーのビザセンターに行かなければならないためシェキ最終日。雨が上がってよかった。

シェキはアゼルバイジャン第四の都市らしいが、あまりそれを感じさせない良い田舎町といった雰囲気だ。

まずシェキ最大の観光地シェキハーン宮殿に向かった。
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あまり大きくはないがイスラム色を感じさせる装飾が美しい。
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内部は撮影禁止だったが、ステンドグラスと内装が立派だった。

近くのアートセンターには像やセラミックタイルなどが飾ってあった。

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工房のマエストロっぽい人と弟子っぽい人
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シェキはキャラバンサライも有名だ。ここは現在ホテルとしても使われているが、宿泊客ではないのでこそっと見学だけしてきた。
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玄関ホール
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中庭

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ええ感じのアーチ。左側に客室のドアが並んでいる
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12時過ぎのミニバンでバクーに帰還。最初は客が少なかったものの、進むにつれてみるみる増えていき満員になった。

宿にチェックインして夜ご飯。リュリャケバブというアゼルバイジャンの郷土料理だ。ハンバーグみたいな感じで美味しい。

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