4.19 イランの王様ばり金持ち@テヘラン
4.19
4時半に叩き起こされ、夜明け前のテヘランに放り出された。ほんの少しだけ雨がぱらついており寒い。600km以上あるのに7時間半で着くってどういうことやねん。
こんな時間でも屋台がいくつか開いていたので腹ごしらえにコロッケサンド(5万レアル)(41円)。なかなか美味い。
独特な形のアザディタワーが見える
5時過ぎなのになかなか混んでいる食堂を見つけたので入ってしまった。初めて見る料理は別腹である。羊をひたすら煮込んだスープだったが、臭みがなく美味しかった。コーカサスは少し羊に臭みがあり中央アジアの羊が恋しくなっていたが、イランの羊は美味しいようだ。
のんびりご飯を食べていると雨が強くなっていた。snappでタクシーを呼び10kmほど離れた安宿街へ。一番安い部屋に泊めてくれと言うと物置みたいなところに連れてこられた。30万レアルだったので良しとする。イランは物価の割に宿が高い。
3時間ほど眠り集団礼拝を見に行くことにした。もうすぐ近くのモスクで始まるはずだと宿のおっちゃんが教えてくれた。私服警官がたくさんいて礼拝の写真を撮ると怒られるらしい。
金曜日は休日なので閉まっている店が多い
結局集団礼拝をしている場所を見つけられなかったので昼ごはんにチキンケバブ(9万レアル)。インドのAfgani chickenを思い出す優しい香辛料の味付けが美味しい。
続いてゴレスタン宮殿へ。ここはガージャール朝の王宮だ。エリア毎に入場料がかかるので、良さそうなところをいくつかピックアップしてまわることにした。それでも70万レアルとなかなか高い。
こんな感じの建物が敷地内に点在している
王座の間。キンキラキンの広間に美しい大理石の王座が映える
キンキラキンだけどいやらしくない感じがとても良い
博物館のようになっている建物もあり、各国からの贈り物や王の所有物が展示してある。
とんでもなくギンギラギンな広間。ここからはシューズカバーを付けての見学。
うわ〜〜〜〜こんな家住んでみた〜〜〜〜い
奥には王様の人形が座っている
とにかく豪華絢爛である。住んでみたいとは言ったもののここまで豪華だと落ち着かなさそうだ。
日本からの贈り物も展示してあった
風の塔内部。ステンドグラスが美しい
お次は国立博物館。
紀元前数千年の旧石器時代からの出土品が年代順に並んでおり、イランの芸術が洗練されていく様子が分かる。
中でもやはりペルセポリスのセクションは興奮してしまう。2000年以上前にこんな素晴らしい作品が生まれ今でもしっかり残っていることに感動だ。
そしてイランといえばペルシャ絨毯というわけで絨毯博物館へ。確かに素晴らしい絨毯がたくさん並んでいたのだが、全体的に照明が暗くバクーの絨毯博物館の方が見応えもあったかな、、、
イランは猫が多い。かわいい。
フレッシュジュースの店も多い。メロンジュース(5万レアル)うまうま。
本屋にあった謎の書き込み
テヘランメトロは1万レアルなのにわりとクオリティが高い。8円て。
イランの霞ヶ関
夜ご飯はケバブ(22万レアル)。付け合わせの野菜と良く合う。