24Oダイアリー

旅行の記録

5.22 快適すぎる死海@エンボケック

トラムでバスターミナルまで行き、外国人でも無料で入れる死海のビーチがあるエンボケックへ向かう。

トラムは一律5.9シェケル(180円)と日本並みの価格だ。バスは37.5シェケル

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1時間もすると死海が見えてきた。波打ち際で塩が析出しているのがわかる。
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周りは険しい岩山。
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Lowest place on earthの文字。死海はマイナス400m以下という世界で最も低い位置にあるのだ。
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2時間ほどでエンボケックに到着。ホテルが立ち並ぶリゾート地だ。
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腹が減ったのでマクドナルドでフィッシュバーガー(10シェケル)とポテトL(17シェケル)。日本より高いがイスラエルのビーチにしては安い。今までの国ではファストフードのチェーンは高級な部類だったがイスラエルの物価では日本同様それが逆転している。
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エルサレムで何回かすれ違い挨拶を交わす仲になっていた中国人とここでも再会しお互いめちゃくちゃ笑顔になった。彼らは近くの国立公園に行くらしく一緒に来ないかと誘われたが、死海にまだ入っていないので断ってしまった。

 

マクドナルドを出てビーチを歩く。ここのビーチの砂は赤みを帯びた濃い色をしている。
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観光客が浮いているのが見える。海水が透明で美しい。
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短パン代わりになるだろうと日本から持ってきていた水着に着替え死海に入る。荷物を置いている日陰から海までの砂がめちゃくちゃ熱くて痛い。ビーサンまでは用意していなかった。

海水が温泉みたいにヌルヌルしていることに驚きながら腰くらいの深さのところまで行き、思い切って身体を横たえてみる。すごい勢いで脚が浮き上がり、あっという間に水面に横たわることができた。

 

これなら絶対にスマホを濡らすことはなさそうだと安心し、スマホを持ってきて浮きながら写真撮影。

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沖合の方が景色がきれいなのだがそこまで持っていくのは少し怖かったので諦めた。

おばちゃんに浮いている様子を撮ってもらった
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若干のかすり傷でもしみるし、口に入ると痛くて後味が苦い。そして海底に沈んでいるのは砂や石ではなく塩の結晶だった。恐ろしい塩分濃度だ。

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またスマホを置いて遊泳を楽しむ。顔を付けるのは自殺行為なので顔を上げたまま平泳ぎを試みたが、浮きすぎてまともに平泳ぎができない。脚を曲げるとスネが全部水面の上に出てしまって蹴れないのだ。

仰向けで手を使ってのんびり進み、水深が2mくらいはありそうなところまで行ってみた。そこで体を垂直に起こしてみたが全く沈まない。

透明なので自分の足もしっかり見える。腋より上が水面に出たクリオネのような気分だ(どんな気分やねん)。顔をつけないように立ったまま沈んでいこうとしても圧倒的な浮力で押し返される。死海で溺れるのは全くもって不可能だ。独特の浮遊感がめちゃくちゃ楽しい。休憩を挟みながら2時間くらいずっと1人で泳いだり浮いたりして遊んでいた。

 

帰りのバスのことを考えて海水浴を切り上げ休憩していると、足には海水が蒸発した後の塩がびっしりと付いていた。
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シャワーを念入りに浴びてから着替え、またバスでエルサレムに戻る。
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トラム乗り場で見た超正統派がナイキの靴を履いていることに気が付いた。宗派にもよると思うけど黒ければナイキでもいいんかな、、、
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