24Oダイアリー

旅行の記録

3.6 シルクロードの都を歩く@ブハラ

3.6

夜行列車は定刻の6時20分に着いた。

眠い目をこすりながら、話しかけてくるタクシーの運転手をことごとく無視してバスに乗り市街へ向かう。こういう時に、インドで培った能力が役立っているのを感じる。

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バスを降りて歩いているとナンをいっぱいに積んだ車を見かけた。衛生環境が心配だ。
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宿にチェックインして市街散策。Booking.comではここのドミトリー7ドルが最安値だった。やはりウズベキスタンの宿は高い。

 

ナディール・デヴァンベギ・メドレセ

メドレセとは神学校のことである。
装飾の太陽に顔が描いてあり、偶像崇拝禁止のイスラム建築において異彩を放っている。
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建造者はキャラバンサライのつもりで建てていたらハンに「素晴らしいメドレセだ」と言われたため、ハンの怒りを買わないようにメドレセにしたらしい。(地球の歩き方より)


アブドゥールアジス・ハン・メドレセ

色彩豊かで美しい。
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ウルグベク・メドレセ

アブドゥールアジスの正面にある。アブドゥールアジスよりも落ち着いた印象を受ける。

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カラーンモスクとカラーンミナレット

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ミナレットの表面の凹凸によるパターン模様が美しい。
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カラーンモスクは非常に大きくて立派だ
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ミル・アラブ・メドレセ

カラーンモスクの正面にある。左右の青い塔によって他のメドレセとは違う雰囲気を醸し出している

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タキ

タキとは交差点に屋根をつけて市場にしたものを指す。小さな丸屋根がたくさんあってたこ焼きみたいだ
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ブハラにはたくさん土産物屋があるが、絨毯や小物の模様が綺麗で見ていて楽しい。

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バラハウズモスク

他のモスクとは全く異なる外観のモスク。

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内部は青い光で照らされていて幻想的な雰囲気だった。
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旧市街は観光客向けの少し高くて綺麗めのレストランばかりだったため、ローカルなチャイハナを求めてバザールへ。

 

移動式のタンディールでサムサを焼いていたので1つ買ってみた。

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長い棒でサムサを取り出してくれる
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1つ2500ソム(30円)。アツアツで肉汁がたっぷり出てきて美味しい。
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バザールの中のチャイハナでパジャルカとチャイとナン。
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フライドポテトと肉の炒め物で非常にオイリーだが、ときどき箸休めの玉ねぎや紅茶で口をさっぱりさせながら食べると良い感じだった。

 

バザールにはマックシティバーガーなるものが。こっちは名前がアウトな店が多い。この店の向かいの通りにも似たような店があった。
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イスマイール・サーマーニ廟

中央アジアに現存する中で最古のイスラム建築。チンギスハンが攻めてきた時には土中に埋もれていて壊されなかったらしい。

レンガの表面に何かを描くのではなくレンガ同士のの組み合わせや凹凸で紋様をつけていて、シンプルながらもこだわりが感じられる。
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中から見ても模様が美しい。
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マゴキ・アッタリ・モスク

外壁をよく見ると3層に分かれている。破壊と再建を繰り返して今の姿になっているそうだ。(地球の歩き方より)

神を信じる心は侵略者の破壊程度では揺るがないということか。

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チョルミナール

チョルは4、ミナールは塔という意味だ。

はっきり言ってしょぼいが、数千キロ離れたハイデラバードのチャルミナールと同じルーツを持っていると考えると感慨深いものがある。
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夜ご飯はラグマンとチャイ。

どうやらウズベキスタンでは緑茶がメジャーらしいが、キルギスで飲んでいた砂糖を入れるタイプの紅茶よりもご飯に合う。

ウズベキスタンの料理は脂っこいからなのだろうか。

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カラーンミナレットは夜にはライトアップされる。下から照らす光によって陰影の模様が際立つ。
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