24Oダイアリー

旅行の記録

6.30 メキシコ全然治安悪くないやん@メキシコシティ

今日はメトロポリタン大聖堂からスタート。ソカロでは謎の黒い大きな羽飾りを付けた呪術師のような人が何人かうろついていてビビってしまった

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メトロポリタン聖堂はアメリカ大陸最大級の聖堂である
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黒い磔刑のイエス
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天井も独特の形をしている
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国立宮殿
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メキシコの歴史や文化に関する壁画がたくさん描かれている
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宮殿内の議事堂。ここで独立宣言がなされたらしい
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ベジャスアルテス宮殿。日曜は無料入場日らしい。ラッキー。
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中は美術館のようになっている
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通りを歩いていると日本の漫画関連のグッズがたくさん置いてある場所を発見。メキシコは他の国より漫画やアニメの存在感が強いように思う。
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ラグニージャの泥棒市場へ。昔は泥棒が持ち寄ったものが売られていたそうだが、今は普通の大きな市場である。

昼ごはんは市場でタコス
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トルティーヤで米を包むという炭水化物パレードのタコスをチョイス。こういう頭悪い系の食べ物大好きなんだよな

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市場ではプロレスのマスクも売っていた
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もう一軒タコスをはしご。
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コンソメ(コンソメスープに米が入ったやつ)。ほっとする味だ
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羊のトルティーヤ。全く臭みがなくとても美味しかった
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ラグニージャの隣にあるテピト地区に潜入。テピトはメキシコシティでトップレベルに治安が悪い場所で、「地元の人すら昼でも寄り付かない場所」といくつかのブログで紹介されている。普通に地元民ぽい人たくさん歩いとるがな
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店のおばちゃんやおじちゃんにテピトは危険なのかと尋ねたがそんなことはない(夜はちょっと危ない)という答えが返ってきた。ネット情報では奥に行くと銃やドラッグの巨大マーケットがあるらしい。

たまにドラッグの売人らしき人に声をかけられたのと海賊版DVD売場が多いくらいであまり危険は感じなかった。6枚25ペソ(140円)て……
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シンゴジラも置いてある
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おやつはエローテ。とうもろこしにマヨネーズを塗り粉チーズとチリパウダーをかけた人気のおやつだ。童心に返るような味である
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約束のネバーランドまでこっちに上陸してるのか…

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続いては国立人類学博物館。メキシコの古代文明に関する展示物がたくさんある。
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ティオティワカンのケツァルコアトルの神殿の再現。全体的に赤い色で塗られている
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アステカのカレンダー
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生贄の心臓を置いていた台座
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野外にも神殿を再現したものがいくつか置いてある
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マヤの神殿
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非常に興味深いものが多かったが、個々の展示に関する説明がスペイン語のみなのが残念だった。

 

帰り道でリス発見。かわいい
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夜ご飯はポソレ。アステカ時代に心臓を取り出した後の生贄の人肉を入れたスープが発祥と言われている。揚げたてサクサクのトルティーヤと非常に合う。辛さも程よい。

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夜行バスでオアハカへ。バスだが荷物検査がある驚きだ。

6.29 古代文明とトルティーヤ@メキシコシティ、ティオティワカン

夜中の3時にメキシコシティ空港に到着した。イミグレに行く前に入国カードを書かなければならないのだが、机備え付けのボールペンが1つしかなくだいぶ待つ羽目になった。他の机にも紐はあるもののボールペンが付いていない。

4時ごろに全て終了し適当なところで横になる。この空港はベンチがなく床に座っている人や寝転んでいる人がちらほらいた。

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しかし30分ほどで警備員に起こされてしまった。どこで寝れるか尋ねると上の階のフードコートに行けと言われたのでフードコートの椅子で机に突っ伏して仮眠をとった。

 

7時ごろに起きてメトロに向かう。空港内にセブンイレブンがあり驚いた。こんなとこまで出店しとるんか
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UFOとか日清のカップ麺も売っている

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メトロの乗換駅でチュロスを見つけたので朝ごはんに購入。1本2ペソ(11円)と破格の安さ。しかも美味い。

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立ち食いタコスも見つけたので食べてみる。飲み物付きで20ペソ。物価が安いって素晴らしい。

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乗換でのんびりしていたためかラッシュ時間になってしまったようで、女性(プラス子ども)専用車両だけでなく女性専用通路までできていた。土曜日なのに満員だ。鞄を手で押さえスリへの警戒は怠らない。

 

駅を降りてから宿までの道中も屋台が並んでいたのでチキンの揚げタコス(15ペソ)を購入。コーンの風味がすごい…おいしい……
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昼ごはんがいつ食べれるか分からないから朝ごはんを多めにしただけだからね!

 

宿に荷物を置きティオティワカンに行くためのバス乗り場へ。バスターミナルでゴールデンカムイが売っていた。良いチョイス。
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バスターミナルからは1時間ほどでティオティワカンに到着。ティオティワカンは紀元前2世紀から6世紀にかけて栄えたティオティワカン文明の遺跡だ。ピーク時は20万人が住んでいたらしい。

バスを降りるとサボテンが何本も生えててメキシコっぽい

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入口や大通りは置物や笛や黒曜石や布類など土産物屋がたくさん並んでいる
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ケツァルコアトルの神殿。

ケツァルコアトルは羽毛の生えたヘビの神のことだ。
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かつては真っ赤に塗られていたらしい
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北側を向くと太陽のピラミッドと月のピラミッドが見える。
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死者の道と呼ばれる大通りを歩くと太陽のピラミッドに着く。世界で3番目に大きなピラミッドなんだとか。
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このピラミッドは頂上まで登ることができ、観光客の往来が非常に多い。階段はとても急峻だ。
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頂上からの景色。
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月のピラミッドが見える
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小さな博物館もあり、出土品などが展示されている。

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昼ごはん用にセブンイレブンで買っておいたドーナツ(13ペソ)を頬張り月のピラミッドを目指す。
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月のピラミッド。ここでいろいろな儀式が行われていたそうだ

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途中まで登ることができ、目の前に死者の道の景色が広がる。太陽のピラミッドよりこっちの景色の方が好きかも
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ケツァルパパロトルの宮殿。かつての神官の住居を再現した場所だ。柱のレリーフが可愛い。
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ジャガーの宮殿。色々な壁画がとても綺麗に残っている
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ティオティワカンからメキシコシティに戻り市内散策。途中でバスに警官が乗ってきて全員の顔を1人ずつビデオで収めていた。防犯対策だろうか。

 

メトロ駅の壁画がメキシコっぽい

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遅めの昼ごはんはケサディーリャ。トルティーヤで具を挟んで焼いたものだ。ボリュームがあり20ペソとコスパが高い。
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グアダルーペ教会。メキシコのカトリックの総本山だそうだ

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外観も内装も独特だ。説教が行われていたようでたくさんの信者が並んでいた。
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ステンドグラスの柄もユニークで美しい
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横には少し古そうな教会が2つ建っていた
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夜は人気のタコス店でタコスとアルファルファジュース。かなり賑わっている。

タコスは数種類の付け合わせが乗せ放題と素晴らしいシステムだ。アルファルファジュースは非常に形容しがたい味だった。不味くはないが次はオレンジジュースとかがいいかな。

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1つにしようと思っていたがもう1つおかわりしてしまった。美味しかった…

 

店を出るとどこからか音楽が聞こえてきた。つられて歩いていくとパレードのようなものをやっている。どうやらLGBTのイベントのようだ。Born this wayなどが流れみんな楽しそうに踊り歩いている。
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ソカロ広場もLGBTフェスのような感じになっていた。
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6.28 半日だけカナダ@モントリオール

まずは6時のフライトでポンタデルガダ島に向かう。どこやねん。国内線なので出国審査は無い。柔術ってJiu jitsuって書くんやな(荷物検査で前に並んでた人より)

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2時間ほどでポンタデルガダ島に到着。こんなところにもポルトガル領があるとは。
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ポンタデルガダ空港は7つほどしかゲートがない小さな空港だ。出国審査ゲートに至っては2つしかない。1つはEU用でもう1つがその他のパスポート用である。早めに行ったのですぐに出国できたが、後ろには長蛇の列ができていた。

飛行機は1時間遅れで出発。格安航空だから機内食は期待していなかったがきちんと出てきた。朝から12時間以上の絶食になるとこだった……助かった……不味いけど……

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15分遅れでモントリオールに到着し、モントリオール大聖堂へ。セリーヌディオンが結婚式を挙げた教会らしい。目の前の広場では「My heart will go on」を演奏しているギタリストがいた。
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入場料はクレジットカードで払えないらしく慌てて両替所に替えに行った。カナダくらいの国なら全部クレジットカードで済むと思っていたのだが……

 

中に入るとめっっっっちゃくちゃ綺麗。青を基調とした教会ってあんま見たことないかも
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パイプオルガンも世界最大級らしくどでかい。ちょうどコンサートをやっていてクラシックやスターウォーズのテーマを演奏していた。
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祭壇に近付いてみる
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磔刑のイエス
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マリアの戴冠
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モーセ
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説教壇も素晴らしい
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天井は星をモチーフにした模様で彩られている
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昼ごはんの前にモントリオール名物のベーグルを食べにベーグル屋へ。焼きたてのベーグルが1カナダドル(82円)で食べられる。

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しっとりもちもちの生地が美味しい
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モントリオールは北米のパリと言われるだけあり街並みがお洒落だ。もちろんフランス語圏であり、案内看板などは英語の併記がない場合さえある。
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モントリオール名物プーティン。フライドポテトにグレイビーソースとチーズと具を乗せたカロリー爆弾だ。しかし不思議と飽きたりもたれたりせずバクバク食べれてしまう。
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レシートがこれ。メニュー表記は9.95ドルなのだが税やらチップやらで訳がわからないことになっている。どの数字の額を払えばいいのか分からない。
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クレジットカード払いができず(カナダのデビットカードのみ可)、カナダドルも聖堂の入場料+少ししか両替しなかったので困っていると1.2カナダドル=1アメリカドルというレートでアメリカドルを受け取ってくれるらしい。10%ほどレートは悪いがATM手数料や少ない両替所を探す手間が省けることからアメリカドルで10ドル支払った。地元で人気の店の割に高い。

 

歩いてたらO-takuという気になる店を発見。ネカフェか何かかな。
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グラフィティが大きくて綺麗
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旧市街の近くには新宿みたいにビルが並んでいる場所もある
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モントリオール名物スモークミート。肉がこれでもかってくらい大量に入っているが柔らかくあっさりしているので全く重くない。
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トウキョウからハローとかいうダセえ鞄を資生堂が出してるの大丈夫?
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空港に戻りメキシコシティ行きの飛行機に乗り込む。メキシコまでは5時間のフライトだ。

6.27 大航海時代を感じてみる@リスボン

朝ごはんは久しぶりのインスタント麺。港町らしくエビ味だ。

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世界遺産が集まるベレン地区へトラムで向かう。地下鉄やバスはなくトラムでしか行けないため大混雑だ。

ジェロニモ修道院大航海時代の富をつぎ込み300年かけて作った大きな修道院である。
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でっけえ
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天井は初めて見るような模様だ
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もちろんここも礼拝堂がたくさんある
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王族の墓
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バスコダガマの墓
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側面中央には帆船のレリーフが彫られている
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回廊部も柱などの装飾が細かく美しい
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発見のモニュメント。大航海時代の栄光を記念し60年ほど前に作られたものらしい

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ベレンの塔

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波打ち際にはたくさんの魚が泳いでいた
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塔を登る階段はとても狭いため一方通行になっており、数分ごとに昇り降りが入れ替わるシステムだ
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気持ち良い景色である

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昼はレストランのカウンターで地元民に混ざって立ち食い。ビファーナ(豚肉の煮込みサンド)とパステルデバカリャウ(バカリャウのコロッケ)とカルドヴェルデ(ジャガイモとケールの定番スープ)。
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どれも落ち着く味だ。これだけ食べて5.7ユーロは安い。スタッフのおじさんもフレンドリーで幸せになれる店だった。

 

午後はバスを乗り継ぎセビージャで会ったポルトガル人に教えてもらった展望スポットへ。

リスボンの中心部から遠くに見えていたコルコバードみたいなキリスト像が目の前に。
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この景色は最高ですわ
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キリスト像の足元には教会がある。ここもまた独特な雰囲気だ

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バスからの景色も眺めが良い。このエリアは船が多く集まっていてリスボン商業都市であることを感じさせる
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コメルシオ広場
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おやつはエッグタルトとカスタードケーキとエスプレッソ。コーヒーが飲めないのにかっこつけて頼んだがやはり苦くて飲むのが大変だった。
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宿でのんびりした後は夜ご飯。ネットでこの店のアサリと豚肉のソテーが美味しいと調べ目をつけていたが、日替わりメニューなのか季節限定なのか置いていなかった。というわけでポルトガルの締めはバカリャウのグリル。優しい味のコンソメで煮込まれた野菜も美味しい。
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明日の朝6時のフライトに備えて空港泊。寝れるベンチがないので座って就寝だ。
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6.26 リスボンを食い尽くす!@リスボン

昨日会った日本人と2人でリスボンを散策し、昼ごはんを探しにリベイラ市場に入った。しかし市場は閑散としており、市場の中にあるフードコートは観光客でごった返している。これはあかんタイプのやつや。案の定どのメニューも高い。セビージャで会ったポルトガル人に勧められた場所だからもう少しローカル感のある場所だと期待していたのだが…

早々に退散して市場の隣のレストランで昼ごはん。日替わりメニューは鯖のグリル(8.5ユーロ)だ。安くはないがここで妥協し日替わりを注文。

しばらくすると焼きたての鯖の塩焼きが運ばれてきた。

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このソースをかけて食べるらしい。コリアンダーや酢が入っているようだ。

鯖は瑞々しく柔らかくて美味しい。しかしソースをかけないほうが美味しいと思うのは日本人だからだろうか。

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続いてカステラの原型となったと言われるパンデローというお菓子を探してカフェへ。パンデローは見つからなかったがパンデデウスというパンを購入して2人でシェア。
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パンデデウス、直訳すると神のパンである。メロンパンの上に乗っている方の生地がココナツ味になったようなパンでめちゃくちゃ美味い。さすが神のパン。
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まだまだ続く。リスボン名物エッグタルトだ。1個1ユーロで気軽に食べられるおやつでありあちこちで売られている。
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サクサクのタルトに滑らかなクリームが最高の組み合わせだ。

この店ではエッグタルトを作っているところも見られる
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聖アントニ教会。壁や柱が厚く、ゴシック様式のものより古い教会なのだろうと推察される。調べてみると増改築によりゴシック様式などの要素も持っているらしい。

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次はサンジョルジュ城。城自体は特筆すべきものはないが、丘の上なので景色が良い。

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晴れてたらもっと綺麗なんだろう
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この城で驚いたのは孔雀がそこらを歩き回っていることである。放し飼いにされているのだろうか。

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帰り道で2019年のナンバーワンという看板を掲げたエッグタルト屋を見つけてしまい入店。ナンバーワンは味わっとかないとな。
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さっきのエッグタルトよりもタルトは軽めのサクサク感でクリームは柔らかめ。どちらも好きだがこちらの方が好みだ。
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夜はまたパスタ。今回は2人前を作ってシェアだ。変化をつけるために港町らしくオイルサーディンを使ってみた。
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これでもまあ美味いのだがやはりコンソメのようなものがないと味に奥行きがないな…
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6.25 ユーラシア大陸の果て@リスボン、シントラ

バスターミナルから宿に向かう途中でお洒落な坂を発見。というかリスボンは坂が多い。

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この辺りは特にグラフィティが多かった。色鮮やかなものが多い
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宿に荷物を置いた後はユーラシア大陸最西端のロカ岬へ。電車とバスを乗り継いで向かう。f:id:ny2401228:20190629092257j:image

ここが!ユーラシア大陸の!!西の果てです!!!大西洋さん初めまして!!!!
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途中は飛行機でスキップしたけどカザフスタンからはるばるやってきたのだなあとしみじみ。でもやっぱ欲を言えば香港あたりから陸路だけで来てみたかったな。

 

ユーラシア最西端の碑
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右、すなわち北を向くと美しい岸壁が見える
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ロカ岬からシントラに戻り昼ごはんを探す。ポルトガルはどうやらトゥクトゥクが走っているようだ。インド以来である。
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シントラは小さいながらも観光客が多い街だからかローカル食堂のようなものがなかなか見つからない。しかし細い路地に入りそれらしいレストランを見つけて突入。6.5ユーロのバカリャウプレートをオーダー。バカリャウとはタラの塩漬けを干物にしたものでポルトガルソウルフードである。

バカリャウのソテーにゆで卵やマッシュポテトが乗っており味付けも優しく美味しかった。

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午後はペナ宮殿へ。マヌエル、ゴシック、イスラムルネサンスなど様々な様式を取り入れた宮殿なんだそう。学割が無く入場料14ユーロとかなり高い。

様式は詳しくは知らないが色づかいからその独特さが現れているのがわかる

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門もなんか独特
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不思議な世界に来たような感覚に陥る
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トリトン像。はっきり言ってちょっと気持ち悪いよね。なんかクセになるけど
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タイルや幾何学模様はイスラムかな?
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丘の上にあるのでシントラの街も見渡せる。
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礼拝堂は正統というかまともそう
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シントラにはムーア人の城壁というものもあるらしいが、ペナ宮殿から見えたし時間もあまりなかったので諦めてリスボンに戻ることにした。

リスボン散歩タイム。

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バカリャウってこういう感じなのか
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バンザイヌードルの味が気になるが少し高かったのでスルー
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リスボンにもトゥクトゥクが走っている
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夜ご飯は自家製ペペロンチーノ。中国人のおばちゃん達が豚肉の煮込みをおすそ分けしてくれた。
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彼女らはジャパンという単語が通じないくらいの英語力で、印刷した航空券のBoarding timeやGateの意味を質問されたので身振り手振りで意味を伝える。なぜそれで航空券が取れるんだ……

 

ご飯の後は宿で知り合った日本人と近くの展望台へ。広場ではガンガン音楽が鳴りみんな酒を持って踊っている。ここもスペイン同様楽しそうだ。
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6.24 コロンブスの墓と世界で3番目に大きな教会@セビージャ

今日はチケットを予約していたセビージャ大聖堂からスタート。世界で3番目に大きな教会らしい。どういう基準でサイズを測っているんだろう。

市街地の中に建っているためうまく外観が見えるスペースがないが、かなり大きいことは伝わってくる。

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大混雑のなか入場。中もでっけえ
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入口の近くでリアルな像たちが迎えてくれた
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パイプオルガンも大きなものがいくつか並んでいる
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オルガンの装飾もめちゃくちゃ細かい
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回廊には礼拝堂がたくさんある。1番のお気に入りはこれ
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セビージャ聖堂の1つの目玉がコロンブスの墓である。王たちの像が棺を担いでおり、コロンブスがいかに尊敬されているかが分かる。
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主祭壇は気が狂うほどの細かさと大きさだ。たくさんの区画に分かれそれぞれの区画に聖人などがこれでもかというくらい彫られている
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祭壇の上だけ天井も豪華になっていた
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塔を登ると聖堂と街並みがよく見える。ここは特に観光客の密度が高すぎてしんどかった
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昼はバルへ。
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テール煮込み。コルドバの名物だがコルドバでは食べる機会がなかったので同じアンダルシア地方のここで。中心に大きな骨があって食べにくいがめちゃくちゃ美味い。
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追加でエスカルゴとアンダルシア風オムレツ。

エスカルゴを食べるのは初めてで、見た目は気持ちいいものではないが食べてみると貝のような感じで滑らかな舌触りと程よい歯ごたえが美味しい。
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これだけ腹一杯食べても10ユーロほどと味も値段も良いバルだった。

 

ちなみに初夏はエスカルゴの季節らしく色々なバルに「カタツムリあります」という張り紙がされている。
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午後はちょうど闘牛場の週一回の無料開放日だったのでそこに向かうことにした。

普段は8ユーロだが無料で入場でき、ガイドまで付いてくる。まずは闘牛場内の博物館の見学からスタート。

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ゴヤの闘牛の絵が何枚か飾られていた
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闘牛士の服かっこええ
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闘牛で倒された牛の剥製も何体か展示されていた
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昔の偉大な闘牛士の肖像
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闘牛士が入場前に祈り精神を集中させるための礼拝堂
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闘牛場は砂と赤いフェンスと空の色の組み合わせが美しい。
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続いて黄金の塔へ。ここも今日は無料で入場できる。中は海軍の博物館になっていた。無敵艦隊と言われたスペイン海軍の歴史を垣間見ることができる
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塔の展望台からは聖堂が綺麗に見えた
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夜ご飯も昼と同じバルへ。まずは海鮮サラダとピーチジュースから始めていく
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そしてメインは豚肉のソテーのウィスキーソースがけ。ここらへんの地域のバルの定番料理らしくかなり美味しい
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スープにはガスパチョをオーダーしたが思っていたのとちょっと違った……
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夜行バスのターミナルの電光掲示板になぜかプラットフォーム番号が表示されておらず、インフォメーションセンターもこの時間は閉まっているので少し困ったが定刻より少し遅れてきたバスを何とか見つけ乗車することができた。

ついにスペインを離れユーラシア大陸最後の国ポルトガルへ上陸だ。