6.29 古代文明とトルティーヤ@メキシコシティ、ティオティワカン
夜中の3時にメキシコシティ空港に到着した。イミグレに行く前に入国カードを書かなければならないのだが、机備え付けのボールペンが1つしかなくだいぶ待つ羽目になった。他の机にも紐はあるもののボールペンが付いていない。
4時ごろに全て終了し適当なところで横になる。この空港はベンチがなく床に座っている人や寝転んでいる人がちらほらいた。
しかし30分ほどで警備員に起こされてしまった。どこで寝れるか尋ねると上の階のフードコートに行けと言われたのでフードコートの椅子で机に突っ伏して仮眠をとった。
7時ごろに起きてメトロに向かう。空港内にセブンイレブンがあり驚いた。こんなとこまで出店しとるんか
UFOとか日清のカップ麺も売っている
メトロの乗換駅でチュロスを見つけたので朝ごはんに購入。1本2ペソ(11円)と破格の安さ。しかも美味い。
立ち食いタコスも見つけたので食べてみる。飲み物付きで20ペソ。物価が安いって素晴らしい。
乗換でのんびりしていたためかラッシュ時間になってしまったようで、女性(プラス子ども)専用車両だけでなく女性専用通路までできていた。土曜日なのに満員だ。鞄を手で押さえスリへの警戒は怠らない。
駅を降りてから宿までの道中も屋台が並んでいたのでチキンの揚げタコス(15ペソ)を購入。コーンの風味がすごい…おいしい……
昼ごはんがいつ食べれるか分からないから朝ごはんを多めにしただけだからね!
宿に荷物を置きティオティワカンに行くためのバス乗り場へ。バスターミナルでゴールデンカムイが売っていた。良いチョイス。
バスターミナルからは1時間ほどでティオティワカンに到着。ティオティワカンは紀元前2世紀から6世紀にかけて栄えたティオティワカン文明の遺跡だ。ピーク時は20万人が住んでいたらしい。
バスを降りるとサボテンが何本も生えててメキシコっぽい
入口や大通りは置物や笛や黒曜石や布類など土産物屋がたくさん並んでいる
ケツァルコアトルの神殿。
ケツァルコアトルは羽毛の生えたヘビの神のことだ。
かつては真っ赤に塗られていたらしい
北側を向くと太陽のピラミッドと月のピラミッドが見える。
死者の道と呼ばれる大通りを歩くと太陽のピラミッドに着く。世界で3番目に大きなピラミッドなんだとか。
このピラミッドは頂上まで登ることができ、観光客の往来が非常に多い。階段はとても急峻だ。
頂上からの景色。
月のピラミッドが見える
小さな博物館もあり、出土品などが展示されている。
昼ごはん用にセブンイレブンで買っておいたドーナツ(13ペソ)を頬張り月のピラミッドを目指す。
月のピラミッド。ここでいろいろな儀式が行われていたそうだ
途中まで登ることができ、目の前に死者の道の景色が広がる。太陽のピラミッドよりこっちの景色の方が好きかも
ケツァルパパロトルの宮殿。かつての神官の住居を再現した場所だ。柱のレリーフが可愛い。
ジャガーの宮殿。色々な壁画がとても綺麗に残っている
ティオティワカンからメキシコシティに戻り市内散策。途中でバスに警官が乗ってきて全員の顔を1人ずつビデオで収めていた。防犯対策だろうか。
メトロ駅の壁画がメキシコっぽい
遅めの昼ごはんはケサディーリャ。トルティーヤで具を挟んで焼いたものだ。ボリュームがあり20ペソとコスパが高い。
外観も内装も独特だ。説教が行われていたようでたくさんの信者が並んでいた。
ステンドグラスの柄もユニークで美しい
横には少し古そうな教会が2つ建っていた
夜は人気のタコス店でタコスとアルファルファジュース。かなり賑わっている。
タコスは数種類の付け合わせが乗せ放題と素晴らしいシステムだ。アルファルファジュースは非常に形容しがたい味だった。不味くはないが次はオレンジジュースとかがいいかな。
1つにしようと思っていたがもう1つおかわりしてしまった。美味しかった…
店を出るとどこからか音楽が聞こえてきた。つられて歩いていくとパレードのようなものをやっている。どうやらLGBTのイベントのようだ。Born this wayなどが流れみんな楽しそうに踊り歩いている。
ソカロ広場もLGBTフェスのような感じになっていた。