24Oダイアリー

旅行の記録

3.11-12 アフガニスタンとの国境の街を歩く@テルメズ 、ボイスン

3.11

テルメズには9時半ごろに着いた。ウズベキスタンの電車はほとんど遅延がない。

テルメズ はアフガニスタンとの国境にある街だが、いたって平和である。思いのほか街が都会で驚いた。

マックバーガーという今までで一番アウトな店を発見

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宿にチェックインして昼ごはんにプロフを食べる。にんじんの甘みがよく出た優しい味でめちゃくちゃ旨かった。
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デザートにバザールのお菓子。3つで2000ソムだった。
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午後はテルメズ 観光。マルシュルートカに乗りファヤズテパへ。ファヤズテパはウズベキスタンでは珍しい仏教遺跡だ。

テルメズ の街から5分も車を走らせるとだだっ広い畑や荒野や草原が見える。

幹線道路でマルシュルートカを降りてしばらく歩きファヤズテパに到着。
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丸いドーム型のものはストゥーパのカバーで、窓を覗くとストゥーパが見える。見学していたら小汚いおっさんが走ってきて、5000ソムを払えば窓を開けて中を見せたり遺構をガイドするが、払わないなら出て行けと言う。英語もろくに話せないのにガイドなんかできるわけないし何か癪だったので払わずに退散した。たかだか65円をケチってしまった。

 

ファヤズテパを見学していた学生のバスに乗せてもらって次の目的地アルハッキムモスクへ。

3回訪れればメッカを1回訪れたことになるというだけあって、ファヤズテパよりだいぶ賑わっていた。
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モスクの中にアルハッキムの墓石がある
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駅に戻ってマルシュルートカでキルクキズへ。

畑の中にぽつんと佇んでいるのがキルクキズだ。
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だいぶ崩れているが昔はどんな風になっていたのだろう、、、

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スルタンサオダット廟

シンプルだが美しい霊廟だった。

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夜ご飯はラグマン 
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チャイで5000ソムも取られてぼったくられたかと思ったが、輸入品のレモンを使ったレモンチャイはこれくらいの値段が相場のようだ。緑茶頼んだはずなのにレモンチャイ持ってきたのはそっちなんだけどな。

 

3.12

朝ごはんは揚げたてのピロシキ。中はジャガイモだ。ピロシキの中身が肉(ミャーサ)かジャガイモ(カルトーシュカ)かは結構重要である。
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マルシュルートカでアフトヴァグザール(バスターミナル)に向かい、そこから3万ソムでテルメズから150km離れたボイスンに向かう。

ボイスンは昔ながらの伝統が残った、世界無形文化遺産にも登録されている村である。

 

村に着くとちょうど近くでタンドーリにサムサを貼り付けていたので見学。
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美味しそうだったので買ってみた。皮が厚めで食べ応えがある。
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昼ごはんはまたもやバザールのチャイハナでプロフ。やはりにんじんの甘みが出た優しい味だ。

チャイとかサラダとかパンまで付いて1万ソムととても嬉しい値段。
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腹ごしらえが済んだところでクラフトセンターに行き織物や絨毯作りを見学。Google翻訳を使いながら頑張って会話した。
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展示コーナーには、他の地域で見たことのない独特の模様の絨毯がたくさん展示してあった
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バザールでいきなり腕を引かれ、怪しみながら付いて行くとスマラグを作っていた。スマラグは麦芽や水を1昼夜煮込んで作る春の風物詩らしい。明日完成予定とのこと。少しだけ飲ませてもらうと独特の舌触りと甘さだった。

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電車までだいぶ時間が余ってしまったが、ボイスンはインターネットで調べても非常に情報が少ないので、とりあえずmaps.meで見つけたアウラドという村にバスで向かってみることにした。

ボイスンから悪路を20分ほど走り辿り着いた。

ザ・田舎の集落って感じ。ここらへんに住んでいる学生や大人はこのバスで通学・通勤しているのだろう。
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景色が綺麗

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ロバに乗る子供達
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もうバスがないので6キロ歩いてボイスンに戻ろうとしていると、1台の車が止まってくれた。1000ソム(バスと同じ値段)で乗せて行ってくれるというのでありがたく乗り込む。

 

ボイスンのレストランは夜は閉まっているところが多い。やっと見つけたチャイハナで夜ご飯のシュルバとペリメニを食べた。

シュルバしか頼んでないのにペリメニも持ってきたのでその分値段が跳ね上がるなあと思っていたら、これで17500ソムだったのでまあ許すことにした(何様やねん)。付け合わせのキムチは全然辛くないがこれはこれでかなり美味かった。
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お会計はそろばんで
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タシケント行きの夜行列車に乗るためボイスンの中心部から15km離れたところにある駅に向かう。

乗合タクシーに乗りこんで待つものの、他の乗客が全く来ない。出発時刻が迫っていたので外で談笑しているドライバーに向かって時計を指差すジェスチャーをすると、どこからか他の客を呼んできてすぐ出発した。謎だ。

駅の周りは何もない森だったが、星が綺麗に見えた。

サラミ味のスナックが美味しい
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電車はこんな感じの2段ベッドが並んだスタイルで、インドを思い出す。ただインドより高さに余裕がなく寝転ぶ以外の姿勢が取れないのが難点だ。
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