24Oダイアリー

旅行の記録

5.2-3 心安らぐ街@アルダビール、マークー

5.2

6時半ごろアルダビールに到着した。思っていたよりは都会だ。

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1時間ほど歩き回って宿を探す。1番はじめに突撃した宿が最安だったので無駄足だったが、40万レアル(320円)でシングルはなかなか良い。

 

嬉しいことにアルダビールはサンドイッチ屋以外にもスープ屋がいくつかあったのでそこで朝ごはん。スーペ・ジョウという小麦入りの定番スープらしい。
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ハーブの強いミネストローネのような感じで美味しかった。3万レアルという価格も嬉しい。

 

朝ごはんのあとは疲れていたので昼寝。2日連続夜行バスは体にこたえた。

 

昼寝から起きて町を散策し、昼ごはんはケバブ。レバー(5万レアル)と羊(6万レアル)だ。炭火焼のケバブは非常に美味しい。
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もう一本鶏もも肉ケバブ(5万レアル)を追加で注文することにした。
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アルダビールはマイナーめな街だからか物価が安く人も穏やかでとても心が安らぐ。都会や観光地の喧騒に疲れていたのでありがたい。

 

午後はアルダビールの名所シェイフ・サフィーオッディーン廟へ。

併設の博物館では中国から贈られた陶磁器や青銅器などが展示されていた。
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中庭で肉を喰らう猫を発見

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中庭を抜け霊廟の本体へ。
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内部は落ち着いた金色で飾られており、照明の力もあって非常に美しい。観光客が非常に少なく落ち着く。

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毎度おなじみ天井シリーズ
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棺も豪華である
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隣の部屋の壁は独特の装飾が施してあった。壁にいくつも穴をあけたような立体的な形になっている。
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シェイフ・サフィーオッディーンの着ていたとされる法衣。
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また街を散策。イランの店はWelcomeの綴りが「Wel come」となっていたり「Well come」となっている所が多い。
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なにやら美味しそうな料理を発見。じゃがいもとトマトの炒め物のようだ。
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料理名を聞くとツェズェヴァスと言っているように聞こえた。優しめのスパイス味でとても美味しい。5万レアルという価格も嬉しい。
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アルダビールのバザールも地元民で賑わっていた。

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5.3

食べ比べをしようと思い昨日と違う店でスーペ・ジョウを注文。価格は昨日と同じだったがナンは無い。味も昨日の方がおいしく残念、、、

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トルコとの国境に近いマークーへ向かう。アルダビールから直通バスはなくタブリーズでバスを乗り換えなければいけない。この区間はVIPバスがないため14万レアルとだいぶ安い。

アルダビールはコーカサスに近いため草原や山が綺麗だった
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4時間半でタブリーズに到着。実に16日ぶりである。30分後のバスに乗らないと2時間以上待たないといけなかったので、慌てて昼ごはんを購入。

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じゃがいもとゆで卵とバターをナンで巻いたやつ。シンプルで美味しいがタブリーズ以外の街では見かけなかった。タブリーズではそこら中で売っている。
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タブリーズからマークーも4時間半の移動だ。
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バスターミナルから3kmほど歩き安宿を見つけた。ツインを1人で使って25万レアル。素晴らしい価格である。トイレは共用でものすごく臭くハエが何匹も飛んでいたが、、、
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夜ご飯は鶏の煮込みとご飯。どこのレストランも15-20万レアルと割と高かった。
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マークーはすぐ横が山と崖だ。アルメニアのアラヴェルディを思い出す。ここもまたフレンドリーで穏やかな人が多い良い街である
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チャイハネに入り、砂糖をかじりながらチャイを飲む。このイラン流の飲み方がかなり気に入ってしまい日本でもやってしまいそうだ。
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